イギリスのパルに「マナーとしては、I'm fineと答えるのが適切」と
言われたHow are you?の答え方。
カナダのパルにかくかくしかじかですが、カナダではどうなの?と聞くと、
「マナーとしては、I'm fine.と答えるのが正しい。」と。
イギリスのパルは”親しい間柄”かどうかを基準にすると答えていたけれど、
それってどういうこと?と聞くと、
「友達には思ったことをそのまま言えばいいし、仲よくなりたくない人には
I'm fine,で十分。」と。
アメリカのパルも仲良しの人に「How are you?」と聞かれたら、
「赤ちゃんが夜中に泣いて寝てくれなくて、眠い」とかいうけれど、
そうでない人たちには「I'm fine.」よ。
相手も本当のことを知りたいわけではなく、ただのあいさつで聞いているだけだから、と。
どこも一緒ね~と思った。
「寒いね」と冬はとりあえずいうのですが、そこは「本当に。」くらいで結構。
そこを「私の故郷は雪が云々」と語られると、
いやいや、そこまで知りたいわけではなくて…と思うのと同じでしょうか。
話好きの私は、「ほぉほぉ。。。」とつい聞いてしまい、
近所のおじいさん、おばあさんの出身地から経歴、病歴まで把握してます。
根掘り葉掘り質問したわけではなく、語ってくれるんですよ、みなさん。
人生が長いとネタも豊富で、ほぉ~っといつも聞き役です。
隣の人の家庭環境がわからないというところも多いというけれど、
両隣10軒はわかりますとも。
もちろん、みなさんも我が家をよ~くご存知で、
「静かだったから、帰省していたでしょ?」と言われたり…。
話を戻して、アメリカのパルが、「なんで、そんなことを急に聞くの?」と聞くので、
かくかくしかじかで、もしかしたら、私はマナー違反をしていたのかしらと思ってね~と
メールしたところ、
「イギリス人はエチケットにうるさくて、ピーでピーだけれど、
アメリカ人は違うから、あなたは気にしなくていいわ!」と。
特別、放送禁止用語ではなかったのですが、自主規制。
イギリス人=マナーにうるさい、と多くのアメリカ人が思っているようですが、
いままでで、一番マナーに厳しかったのは
高校のときのALT(Assistant Language Teacher)のオーストラリア人の先生でしたから!
と話すと、「えぇ?!」と驚かれる。
オーストラリアの留学生たちが「彼はオージーじゃない!」と憤慨するほどのマナーのうるささでしたが。
ということで、マナー云々は国民性よりも個人によるところも大きいと思う。