クリスマスプレゼントは、あなたのこどもたちは何をもらったの~?と
あちこちのパルから聞かれる。
息子たちはロボットとか赤外線銃とか、それなりにいいんです。
問題は小1の娘がもらった、たまごっち。
ちょっと聞いてくれる?からペンが止まりません。
たまごっちといえば、私が中学生の頃に流行って、
当時は品切れで色なんて選べませんでした。
いまは色も選べるし、通信もできるし、進化してるのね~と思ってた、
我が家にくるまでは。
私の頃よりも格段に世話が大変なんです!
たまごっちといえば、ご飯食べさせて、遊んで、トイレ掃除~くらいかと思っていたら、
最新式はですね、”ご飯をあげる”の前に、ごはんを買う必要がありまして、
そのお金は仕事により稼ぐ、と何段階も大変。
これ、子どもが冬休みはいいけれど、学校のときはどうするの?とほかの
ママたちに聞いたら、「パート先ではあちこちでたまごっちが鳴っている。」と。
ええ、ママがたまごっちの世話をするんです!
なんかそれおかしくない?携帯ですら、たまに捨てたくなる私、
たまごっちの世話なんて絶対に無理!
「なんで?」と娘に聞かれ、「すでに3人の子どもとでかいおじさん(夫ともいう)の
世話をしているのに、この上、たまごっち?もう十二分です!ごちそう様です。」と
丁重にお断り。
夫に時間をずらしてもらい、娘が学校のときは寝ていて、
娘が学校から帰るころにたまごっちが起きるようにしてもらった。
ふふふ、大人は頭の使い方が違うのよ。
しかし、それでもたまごっちはもっとお世話されたかったようで、
ある日、突然、置手紙を残して家出。
本当に?!と夫と娘のたまごっちを確認したほど。本当でした。。。
そんな結末、子ども用おもちゃであり?と絶句。
私のときは、へんなおじさんっち?になるくらいだったような。
噂では聞いていた「置手紙を残して、家出。」パターン、実際に見ると衝撃です。
家出されたのを見た子は、朝から号泣して大変だったと聞いたけれど、
うちの娘は、「もういいわ。」でした。
飽きた?1回で飽きた?!と娘に聞くと、
「子どもの世話をするだけじゃなくて、仕事してお金もらって、ごはんあげて、
最後は家出。子育ては大変ね~。」と言われた。
・・・最後は置手紙で家出、という結末にならないようにしよう、と
夫と話し合いましたよ。
たまごっち、おもちゃにしては深い教訓を与えてくれました。