ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

大事なマナー

アメリカのパルのfacebookを読んでいてびっくりした。

彼女が持って行っているお弁当に毎日、ケチをつける輩がいるらしい。

・・・なんて失礼!と思ったら、彼女のお友達もコメントに

「最低!」だとか、「びっくり箱のように仕掛けをしなさい」だとか

「カギとチェーンをつけろ」だとか「見るのは有料と言え」だとか

いろいろと書いていた。

彼女たちの発想にも笑いつつ、

「失礼すぎるわ!怒るのは当然!!」というメールを送ったら、

「彼女たちは子ども時代に戻って、礼儀やマナー、

他者への尊敬を学ぶべきね。マナーのある国に引っ越したい!」と。

日本なら大丈夫よね?と言われた。

それは…レベルの差はあるかもしれないけれども、

働き蜂に貴族蜂(働かない蜂)が一定数量できるのと同じだと思う。

働き蜂だけにしたところで、また働かない貴族蜂は一定量出現するらしい。

つまり、何%かは嫌なやつが混ざるわけです。

学生時代にクラス替えのたびに、蜂と一緒か…と思った。

大嫌いだった○○と別れた!万々歳だ!と思っても、

あっという間にまた嫌な奴が現れる、というか存在する。

彼女は大きな工場に勤務中なので、全体数が多い=嫌な奴も多い、だろうなぁ。

イギリスのパルが仕事の山が片付いたようで、久しぶりに手紙が来た。

彼女にも”言葉遣いの悪い娘の悪友”の話を書いていたらしい。

彼女は自ら”中の上”(社会的階級)と自認するほどで、ず~っと私立学校。

彼女の友達にもちょっと粗野なこが二人いたらしく、

「母に遊ぶのを禁止された。」と書いてあった。

その当時はよくわからなかったけれど、いまならわかるし、

私も多分、同じことをすると思う、と。

日本では「友達の悪口を言わないで!」と子どもが言ったり、

子どもの友達のことをとやかく言うのはちょっと…という気持ちがある。

私のヨーロッパのママさんたちは、この点はきっちりしていて、

フィンランド、イタリア、イギリス、ドイツ、オランダと聞いたけれども、

みんな口をそろえて、「遊ばせない。付き合いを禁止する。」ですよ。

彼女たちのブレない育児理念というか信念に、へぇ~と二の句が出ない。

それだけ、ヨーロッパでは”マナー”が大切だということだろう。

アメリカのパルは「日本のマナー」というものをちょっと厳しいと思っていたらしいが、

「必要よ!私もわかったわ!」と今回のことで言っていた。

小さいころに教えてもらうことの必要性を感じたようです。

”Thank you" と ”Please”をこどものときに教えてもらっていないアメリカ人が多すぎる!!

子ども時代に戻って、学びなおしてこい!(Relearn!)と。

憤慨してました。

私も子どもたちに挨拶だけは最低するように口を酸っぱく、耳にタコ、イカどころか

マグロができるほどに言っているけれど、果たして、大人になったときにどうなのかしら。

「あの人、挨拶を親に教えてもらってないのね~。」と

言われないような大人になってほしいものです。

レベルが低すぎるような気がしないでもないけれど。

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