ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

担任のいない入学式

最近、「自分の子どもの入学式に参加するために高校の先生が入学式に欠席したこと」への

賛否両論が交わされていることはネットで知っていたけれど、

私が読んでいる地方紙にまで取り上げられていた。

その先生は高校1年生の担任で、かつ、その高校の入学式に欠席し、

自分の子どもの入学式に参列されたらしい。

その高校にはほかにも自分の子どもの式に出席する先生が3人ほどいたとか。

「先生にも人権を!」という意見で、賛成が多い傾向にあるらしい。

批判した尾木ママも炎上しているとか。

でも、尾木ママ、至極真っ当だと私は思う。

2年生や3年生の先生ならいざしらず、高校とはいえ1年生の担任なのに入学式に欠席…

それって、どうなの?と正直、保護者の立場で考えてしまう私は思う。

2,3年生の担任なら、「あぁ~、あの先生の子どもも高校生なのか。」くらいで

生徒もたいして思うことはないだろうけれども、

生徒たちも期待と不安でいっぱいの入学式に担任がいないって・・・。

入学式の時点で担任の先生にマイナスの評価で始まったな、と思ったり。

どこかの首相じゃないけれど、概ね支持率は月日とともに減少していく。

最初が高いからこその1年間耐えれる、というものもある。

その最初からマイナスって、どこかで逆転ホームランでも打つ気なのかしら?

逆転ホームランを打つことを期待されたまま終わる先生が多いのが現実ですが。

「先生にもっと敬意を払うべき」と先生への尊敬の念が薄れていることをよく聞く。

それはね、こういう小さなことからの積み重ね、と思う。

聖人君子たれ!というのは、と~っても大変だと思う。

警察官と教師っていうのは、聖人君子で24時間365日あることが求められ、

それをする強い意志のある人だけなってほしい。

「さすが先生!」と正直、そろそろ言える先生に出会いたい。