ほぼ毎朝、登校する娘に手紙を託す。
いつもは集合場所まで弟たちを引き連れて行き、娘の登校班が出発するのを
見届けて、帰宅している。
ここ3日ほど末っ子が発熱しているため、手紙だけ託していた。
今朝、ご近所の全く面識のないおばさまから電話がかかってきた。
・・・うちのこ、なにかやらかしましたか!?とつい思ってしまったけれど、
「お手紙がこどもたちの集合場所に置いてあって…」、散歩中に見つけてくれたらしい。
時間的にも娘が出発してすぐ。
「いま、ポストの前にいます」というおばさまに、すぐに取りに行きます~!と
電話を切って、歩いて10分のポストまで猛ダッシュしたが、
いらっしゃらない。
あれ?と電話をしてみると、”自宅ポスト”の前、と。
この団地に引っ越して、かれこれ7年ですが、自分の周囲と娘の友達の家程度しか
わかっておらず・・・後で地図見て伺います、と話すと、
「ポストに入れておきますね~」と。
え~っと、どちらのポストですか?我が家のポスト?あなたの家のポスト?
それとも赤いポスト?とつい聞き直してしまった。
ご親切にも赤いポストに入れてくださった。
娘に「もぉ~もぉ~!!」と牛になりつつ、お世話になったご近所のおばさんに
新玉ねぎのおすそわけ片手にお礼に微熱の末っ子と伺った。
ポストに投函していただき、どうもありがとうございました~と話すと、
「舞妓さんのハガキ、素敵ね~。京都まで買いに行かれるの?」と。
いえいえ、あれはネットで購入で、postcrossingというものでして、と
ポスクロの説明をしたところ、大層、興味を持たれたよう。
関西のおばちゃんって、本当に前向きで楽しそうな人が多いなぁ~と
しみじみと思った。
親切にされると、「今日はついてる。ラッキー!」で終わる人もいるのだろうけれど、
「私も誰かに親切にしよう。」という気分になる。
こうやって、親切な世界は作られていくんだなぁ~と。
その前に、娘に「ちょっと~!!」と怒る予定ですが。
たまに、「あなたの手紙、ものすごい汚れてた」とパルに言われる。
私の鞄の中でポストに辿り着く時間がかかりすぎて、ぐちゃぐちゃになることもありますが、
最近はそういうこともないので配達中かしら?と思っていたけれど、
もしかして、娘に託しているから?
娘は集合場所で手紙を置いて、遊び、全員集合したら出発しているので
手紙も放置されたり、そのへんにポンと置かれたり…しているんだろうなぁ。
娘が帰宅したら、「もぉー!もぉー!」と、しばらく牛になりそうです。