オランダから小包が届いた。
消印はつぶれて読めなかったけれど、手紙を書いた日付は7月1日。
かなり長くうろうろしたのだろう。
Lushの石鹸らしい。
名前は知っているものの、使うのは初めて。
「敏感肌の私たちは、顔に使ってはダメよ!」と書かれてあった。
ぷっ、とつい笑ってしまったけれど、事実、私もオランダのパルも肌だけは
敏感なんです。
でも、それを文章にすると冗談にしか読めないという不思議さ。
実母にもよく「面の皮は厚そうなのに…」と言われますが、
面の皮の厚さと敏感肌とは関係ないかと・・・。
彼女のおばあちゃんが亡くなったことはメールで聞いていたけれど、
改めて、死の間際の話やお葬式の話が書いてあった。
なんでも捨てるということをしないおばあちゃんだったとかで、
いつも「いらないものは捨てたら?」と言っていた彼女も、
お葬式で出した軽食のサンドイッチが大量に余っていて、ついお母さんと
持って帰る準備をして「おばあちゃんみたい!」と笑ったらしい。
そういう故人の思い出って、悲しいけれども癒される。
私も死んだ祖父の「そりゃ~、おまえ、アレじゃってぇ~」という方言がたまに耳の奥で聞こえる。
「アレじゃわからんちゃ、おじいちゃん!」と毎回、言ってましたが、
「ほぉほぉ、なんじゃろ?」と聞いてあげればよかった…という後悔とセットで。
いつものように素敵なものをいろいろと同封してくれた彼女に、
私もちょこちょこと詰め合わせを作らなくては。