年長の息子が歌っていた。
「あなたから わたしへ この歌を とどけよう
ひろい世界に たったひとりの 私の好きなあなたへ」
小2の娘も「私も歌える!」と言い、母さんも歌える!と
家族で大合唱してから、はて、歌のタイトルは?と調べたら
「切手のないおくりもの」作詞作曲は財津和夫でした。
小2の娘は歌の名前を聞いて、
「郵便局員の○子さん(私の友人)、困るやん。」と心配してました。
私も歌えたことに子どもたちはびっくりして、私が子どものときも
この歌を歌っていたかと聞かれた。
私が子どものときに歌っていたのは…テレサテン。
母も祖父も大好きで、どちらの車に乗っても車のラジカセから
延々とテレサ・テンが流れてきて、気がついたら覚えていた。
中学生のとき、中国にホームステイして、カラオケ大会に
連れて行かれた。何かを歌って!と言われ、
え~っと、歌える歌は…と多分、知らないだろうけれど、と
アカペラで歌ったのはテレサ・テンの『時の流れに身をまかせ』。
「鄧麗君!!」(テレサ・テンの中国名)「鄧麗君!!」と、
みんなで最後は大合唱。
中国ではテレサ・テンの歌を違う人が歌ってて、みんな知ってたわ~と
帰国して祖父に話して、いや、元々は台湾の人と言われ、
えっ?!…とびっくりしたのを覚えている。
テレサ・テンの『つぐない』を気づくとつい私は口ずさんでいたらしい。
本人は全く自覚がなかったのだけれど、3年ほど前、
夫がいまは亡き夫の祖父に「何か歌え!」とカラオケのマイクを渡され、
『つぐない』を完璧に歌いきった。
「知ってたの?!」とびっくりしたら、
「あれだけ聞いたら、耳にタコで覚えてしまった。」と言われた。
我が家ではいま延々、「切手のないおくりもの」が歌われてます。