海外のパルたちと話していて、意外な答えが返ってくることが多い。
「日本って、進歩的な考え方だったのね!」とか
「日本はもっと保守的なんだと思ってたわ。」と言われてきた。
特別なことは書いていないつもりなので、
きっと海外での日本イメージが保守的すぎるんだと思っていた。
先日、来年度の”子ども会会長”に決定した私、
なんだかいろいろと書類を書かされた。名前や生年月日、電話番号、と。
名前と電話番号はともかく、生年月日はいるのか?
誰の趣味?ちょっとした好奇心?
ついでに星座や趣味、特技まで聞いたら?と思ってしまいながら
普通に書いた。
提出したところ、「ご主人の名前ではないの?」と聞かれた。
そうか!夫にしてもらうという手があったか!と電話で聞くと、
「そういうのは、メイさんのほうが得意でしょ。」と言われた。
そうだよねぇ~と「私の名前で。」と告げたところ、
その後も、いろんな人から「あなたの名前?ご主人の名前じゃないの?」と
聞かれまして、なんで夫の名前?と聞くと、
「みんなそうしているから。」
はぁ~とため息が出そうになった。
ここで、そういう仕事は夫より私のほうが向いている、とか
女性より男性が優れているという根拠がないのはみんなわかってて、
リーダーは男性がするべきと思ってるの?とか
そんな古臭い価値観で子ども会しているの?とか言っても
無駄だろうということは、大人になったツモリの私にはわかる。
なので、にっこり笑って、「私がします」と言ったけれど、
すでにストレスいっぱいじゃないですか!と夫に愚痴った。
これから何かあると、「会長が女性だから」と言われるから、
気を引き締めていく!と気分は完全にアウェー。
日本ではアウェーのため、イギリスのパルに「ちょっと聞いて~!」と
かくかくしかじかで、と話したところ、
「なんて古い価値観!」と驚かれた。
でしょ?でしょ?やっと同士を得た。
「子ども会って、イギリスのPTAみたいなものね!」と言われた。
いやいや、PTAと子ども会は別ものなんですよ。
子ども会役員って、英語ではどう言うの?と調べたら、
”Children board member"で通じた。
PTAと同じに思われたので、違うのよ~と言うと、何をするの?と聞かれた。
イベントを各種話して思った、「なんでPTAと一緒にしないの?!」と
私も不思議になった。ほぼ丸かぶりのような内容なのに。
「イギリスではPTA会長に男女誰でもできるわよ。ただ、女性が多い。」
と彼女は言っていた。
「そんなに古い価値観の中であなたが会長することになるなんて、
大変そう!」と言われた。
後厄って、今年度中のはずなのに、任期2年の会長職、
神様は算数苦手なのか?!