子ども会の会議に参加して、同窓会もこんな感じかな?と
同窓会には参加したことは一度もないけれども思った。
そこにいるママさんたちの学生時代が透けて見えた気がした。
先生の話を全く聞かずに下を向いている人、
地味で控え目ながら、ナイスフォローを欠かさない人、
さばさばとした性格で頼りになる姉御肌の人、
「わかりません~」とかわいく言う人、
俗にいうぶりっこですね。
魚と同じで、天然ものと養殖ものがいますが、
くどいようですが、魚と同じで天然ものは極めて稀です。
いろいろと思い出して、
同窓会に参加する意欲がますますなくなりました。
アメリカのドラマ『クローザー』はかなり人気で、
終了を知ったときは私もかなりショックを受けたファンの一人。
刑事ものだけれども、憎めないブレンダ(40前)の魅力も
そのひとつ。
そして、そのスピンオフ番組なのか、後継として始まったのが
『Major Crimes~重大犯罪課』、
『クローザー』では敵対していたレイダー警部(同じく40代女性)が
主人公になっている。キャストはほぼ同じ。
私の周囲では、断然『クローザー』のブレンダがよかった!!と
言う人が多いのだけれど、私はレイダーのほうが好き。
きっちりしていて、融通が効かない、何気に的確で毒舌、
それなのに愛情深い。ブレンダより共感しやすい。
ブレンダはおっちょこちょいも「かわいい~」と言われるタイプ、
男性にも女性にも受けるキャラというか、
レイダーは女性が応援しなきゃ、誰が味方するの?というキャラです。
好きで嫌われキャラをしているんじゃないわよ、
私がしないと誰がこの嫌われキャラをするわけ?!という役で、
かわいげのなさは半端ない。
でも、「わかるわ~。大変ね~。」という目線で見てしまう。
ストーリーの中で一人の少年を家に滞在させることになる。
彼はお礼を言うどころか、毒づく。
そんなときも、
「毒づかれることには慣れているの、母親業をしていたから。」
大将、かっこいい!!と野次を飛ばしたくなるのは私だけ?
「自信がついたらクビなのよ、母親は。」とかね、
はぁ~、なるほど、勉強になります…とメモりたくなるほど。
かっこよすぎて本当にメモっちゃいましたけれどね!
これから子ども会で、私はレイダー役をするのか、となんだか憂鬱になったけれど
ええ、やりますとも!
「わかりません~」「できません~」とかわいく言おうと、
それで終わらせませんから。
「対案をお願いします。」
「自分で考えてやってください」と言おう。
心の中で「ぶりっこする年じゃないだろ~!」と毒づきながら。
やっぱり私も学生時代と変わらないのだなぁ~と気づいた。