ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

イスラム圏で共通の名前

アルジェリアのパルにhalwaの発音はハルワなのか、

ハルヴァなのかと聞いたら、

whatsappでボイスメッセージを送ってくれた。

「ハルワ」みたいです、私の耳では。

「It pronounce ハルワ。イッテキマス~!」と

ボイスメッセージに入っていた。

アルジェリア人、”行ってきます!”と言ってるよ!と

夫にまで聞かせた。

録音した声は、いつもの声とはちょっと違う感じに

誰でもなると思う。

私の声は、自分で再生して聞くと、

「ドス効いたおばちゃん…」と声の低さに絶句した。

アルジェリアのパルの声は、かわいい!

文句なしにかわいい!

ぶりっこした声でもなく、わざと高い声をだしている風でもないのに

素でこんなにかわいい声なのか?!といつも思う。

ちなみに、イランのファーちゃんは「アナウンサーか?!」と

思うような知的な声です。

私は…「声だけは上品」と言われる声です。

”声だけ”って、みんなわざわざ言ってくれる…。

私が誤解しないように、わざわざ”声だけ上品”って言ってくれる

友人たちの小さな親切が身に染みる…。

バイの女子大生に「最近のニュースは?」と聞かれ、

アルジェリアのパルが送ってくれたハルワを食べたよ。」と話すと、

どんなの?と聞かれたので画像を送信した。

「私は黒いハルワが好きなの~」と言われた。

私が食べたのは軽い白いハルワらしい…。

アルジェリアとドバイでは同じアラビア語なのかと思いきや

言葉は違う、とか。ただ、文字は読める、と。

同じアラビア語とはいえ、方言がきつい感じなのかな?と思ったり。

でも、名前にはかなり共通性があるよ、と聞き、

イランのファーちゃんの名前を言うと、

「それは預言者の娘の名前」と。ドバイでも一般的とか。

なんですと?!ファーちゃん、そんな立派な名前を持ちながら、

”みんなに愛されるうんたらかんたら”とかいう愛称を勝手に

自分でつけて、みんなに呼ばせてますけれど…。

他にもコーランに出てくる名前やら預言者の妻や娘の名前などなど、

彼女が挙げたいくつかの女性の名前の中には、

アルジェリアのパルの名前もあり、同じ宗教を感じた。

ちなみに、ドバイの女子大生のママさんがつけたかった女の子の名前は

”Anfal"、コーランにでてくる名前で、意味は”戦利品”らしい…。

えぇ~っと、詳しく聞きたいような、突っ込んではいけないような、

どうなんでしょう?としばし固まった。

軽く「その意味はどうなの?!」と聞いたら、

「響きは素敵でしょ?」と言われた。

日本人の名前には宗教的な意味はないの?と聞かれ、

「ほとんどない!」と回答しつつ、うちの娘はお寺さんに

「立派な仏子になりますよ。」と言われるような仏教関連の名前。

息子たちも「お寺さんが親戚?」「名付け親はお坊さん?」と

言われるような名前になってしまっているけれど。

アラブ圏のパルたちの日本語を聞くたびに、

私もちょっとくらいアラビア語を…と節操なく思うけれど、

文字を見るだけで「やっぱり無理」と思ってしまう。

「ひらがなより文字は少ないよ!」とドバイのパルには言われたけれど、

ひらがなは独立しようと文頭にあろうと、文中、文章の終わりだろうと

変化しないんですよ!アラビア語は変化するから28文字×いくつ?!

しかも、どれもこれも同じにしか見えない…。

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