文通相手に条件を設けている人をよく見る。
「30歳以上」「ママさん希望」「女性限定」などで、
もちろん「アフリカ以外」とか「アジア以外」とかいうのも見かけたことある。
私はといえば、一切の条件は出していないけれど、
パルたちはママさんが多い気がする。
でも、女子大生だっているし、私より20年上というパルもいる。
ポスクロのプロフィールに「手紙を書くのが好き」と書いていたところ、
私のポストカードを登録してくれたポルトガルの男性からメッセージが来た。
「きみのペンパルになってあげてもいいよ。
ほら、ここにとりあえずメール送って!」と。
・・・しばし絶句。
とりあえず、相手のプロフィールを読みに伺うと、
同じ年で写真家らしい。そして、男性。
「私は文通相手に条件はない」と言いつつも、男性に興味ないなぁ~と
正直、思ってしまった。
どこの国の男性も正直、興味ない。全くない。
レズではないけれど、男性と会話が盛り上がる気がしない。
私たちに共通する話題がないでしょ?と逆に聞きたくなる。
そうはいっても、数少ないながらに男性の友人はいる。
私より日本人の在日年数の長いアメリカ人男性とか、
モロッコ人で岡山ラブの友人とか、
私より数倍もロマンチックなスウェーデンのゲイの友人とか、
守護霊が大好きなポルトガル人の保険屋さんとか…。
でも、こういう最初っからなんだか図々しい人とは続かない、
性格的に合わないよ、私たち、とメールを読み返して思う。
類は友を呼ぶで、やっぱり”謙虚な人”がいい!突っ込みはナシで。
もしくは、底抜けにフレンドリーな人。
条件をつけるということは、自分で出会いを制限しているし、
理解しようともしていないように見える。
せめて、ポーズだけでも、オープンな自分を…と私は思うけれど
私のパルたちも数人が条件をつけているのを知っている。
多くは「年齢制限」で、30歳以上希望、となっているけれど、
たまに「アフリカ大陸の人はお断り」なんてのもある。
アルジェリアやモロッコにパルがいる私としては、
「みんながみんな悪い人なわけないじゃない~」と言いたくなる。
制限をつけている人とは仲良くなりたいと思わず、
「へぇ~…”狭量です”って、言いたいの?」と思ってしまうときがあり、
プロフィールを見て素通りしたら、
その後、
「なんで私のプロフィール素通りしたの?!私たちって、気が合いそうじゃない?」
とメッセージをもらったことがある。
「自分のプロフィール欄読んだ?アジアはお断りってなってるわよ。」と
返信したところ、
「あら、やだ!本当だ!どうして?どこで修正すればいいの?」と
全く気付いてなかったパルもいた。
彼女はオランダ人でママ友関係に悩むママパルとして、
いまも文通が続いている。
そして、いま、私は試されている!
写真家の男性…国籍も年齢も置いといて、興味ないわ~と思いつつ、
わざわざメールくれたんだから返信するべきか?
いやいや、これはなにかの詐欺かもしれないし…
これが女性なら、すぐに"Hello!"になるだろうに。