ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

忘れもの女王

年長の息子の入学説明会に行ってきた。

すでに小学生のこどもがいるママさんには相変わらず長い先生の話、

新しく入学する子どものママさんたちは、何もかもが意味不明。

特に、「手提げって、どのくらい用意する?」

「体操服は何セット用意する?」と聞かれた。

手提げ袋…10枚くらいはあるなぁ~。

体操服、3セットかな、と話すと、

「えぇ?!」と新一年生のママさんからも娘と同じ学年の子どもがいる

ママさんたちからも驚かれた。

うちの娘、”忘れ物女王”だと思う。

入学時、「手提げ2枚」というプリントに従い、手提げ2枚を用意した。

結果、娘は学校に持っていくと、翌日に持ち帰らない。

「あっ、忘れた!」

そして、翌日、「何か入れる袋がいる~!」となり、

気づくと手提げ袋、10枚。

1年生のときは担任の先生から、

「花子ちゃんは、のんびりで、おだやかで、誰とでも仲良くできますが、

常に手提げかばんが机の両端に3枚ずつくらいかかってます。」

と言われた…。

ちなみに、ハンカチも週5日だから、5枚あれば十分?と思っていたら、

「お道具箱にいっぱいあったわ!」と5枚分をたまに持ち帰るので、

我が家には多分、20枚くらいある。。。

体操服もかなりの確率で学校に置き忘れて帰ってくる。

先日、「体操服、持って帰ったど~!!」と月曜日に娘がドヤ顔で言った。

「すごい!えらい!よくやった!」と絶賛、褒め殺し。

ええ、木曜日の体育の体操服ですよ。。。

2年生の担任にも、

「おっとりで、誰とでも仲良くできて…

お道具箱の中は常にぐちゃぐちゃですねぇ。すごいですよ、あれは。」と

心底、感心された。

そして、また今日も娘は体操服を忘れて帰り、

前日にした宿題まで提出し忘れ、ランドセルに入れて持ち帰ったことを

発見して怒り爆発。

忘れ物を防ぐ方法はどこかに落ちてないものか…とネットを彷徨った。

「忘れものが多い子は学習障害」だとか、

「忘れ物をする子に勉強のできる子はいない」と書かれてあった。

うちの夫はこどもの頃、忘れ物の天才で、「ろくな大人になれない!」、

「忘れ物がひどすぎる」と通知表に6年連続で書かれ続けたほどらしい。

中学校で受けたIQテストの結果が良すぎて、職員会議が開かれて

義母は学校に呼び出されたほど。

そして、いま、やっぱり忘れ物がすごい。

ただ、「大人になると自分で対応できるようになってきた」とは夫の弁で、

夫の対応策というのは、

「木曜日には会議が10時からあるんだよなあ~」とか

「あの書類の提出は20日までって、言われたよなぁ~」と

大きな独り言を呟く。それを私がつい覚えているので、

忘れっぽい夫がまた忘れてるのでは、と

「明日は10時に会議だよね?」と前日に聞き、

「今日の10時だよ。」と朝にまた確認。

それなのに、たまに「今日、なにか予定あったよね?」と電話があるけれど。

結婚により、夫は専属マネージャーを得たようなものです、

しかも無料の!

そんな夫の遺伝子を完璧に受け継いでいる娘、

やっぱり夫にするのと同じように、何度も何度も確認するしか

対応策はないのだろうなぁ。

娘の忘れ物頻度を知っている担任の先生は、こんなにも毎日、

私が忘れ物ないようにチェックしているとは思わないだろうけれど。