土曜日はオランダの日でした。
オランダのパルから小包、もう一人のオランダのパルからの手紙、
ポスクロもオランダから2通。
そのうちの一人、家政婦さんを雇っているプチセレブのパルが
「チョコレートで気づいたこと」。
最近、彼女の家の中で異変が起きていたらしい。
物が失くなる、と。
まず、「パートナーを疑う。鉄則よね?」と書いていたけれど、
ええ、日本でも鉄則ですとも!
またちゃんと片づけなかったでしょ!?と聞くんですよね、
ほぼ決めつけで。
ところが、小物から始まり、果てには化粧品まで紛失し始め、
あれ?と彼女も気づく。
私か?夫か?まさか家政婦さん?と注意深く、家のものの場所や数を
カウントしていたころ、彼女は気づいた。
「チョコレートがない!あの大人のキットカットが袋ごと消えてる!」
私が送った黒い大人のキットカットを大層気に入り、
パートナーが来日したときに買って帰ってもらい、
在庫を確保していたらしい。
その在庫がない!
そして、家政婦さんを問い詰めたところ、
「すいません、一緒についてきた娘が食べた」と言ったらしい。
あぁ~…とちょっと仕方がないか、と思ったら、
その娘さんは20歳らしい。。。
パルは怒り心頭で、話し合いましょう!と家政婦さんに言うものの、
フェイスブックも電話もメールもブロックされ、
鍵をポストに返されていたらしい。
「もういいじゃないか。」と彼女のパートナーや両親も言うらしい、
「良くないわよ!」と彼女が言うと、
「日本のチョコはまた買ってくるから…。」とパートナーに言われたらしく、
・・・えっ?そこ?そっち?!と読み進めると、
そこが今回の問題らしい。
彼女が家政婦さんの盗難に気付いたのは”チョコレート”だったため、
「はぁ~、やれやれ」といろんな人から呆れられるだけで、
誰も気持ちをわかってくれないの!メイならわかるでしょ?
一緒に怒ってくれるわよね?と。
…”大人のキットカット”日本から送るから、と私もつい思ったけれど、
そこじゃないのよね、きっと。
バスルーム2つ、トイレ3つ、広いダイニング、寝室2つ、キッチン、
ガレージ、事務所、アトリエ…一人で2週間、掃除しても掃除しても
きれいにならないわ、と。
…オランダのパルまで家の広さ自慢か?!
我が家だって、トイレは3つあるわよ!おまるをカウントしてよければ…。
オランダのパルは”慣れない仕事”(家の掃除)で、
ついにはダウンしてしまい、一週間ほど寝ていたらしい。
そして、新しい家政婦さんをパートナーが雇ってくれて一件落着したとか。
その家政婦さん、歴代の方々ともに新しい人も移民の人々。
ヨーロッパの移民社会を垣間見るというか、
なんだか微妙な気持ちに私はなった。