先日、私より年齢が上の女性が、
「それって、ジュウフクしてません?」と言った。
重複ですよね?
誤用が広まりすぎているとは聞いたけれど、ちょうふく~!!と
叫びたくなるのは私だけか。
ジュウフクって言ったよ、チョウフクだろう…と一人、気になる。
息子の小児科受診で受付の女性に言われた。
「前回のハッシンの続きですよね?」と。
発進?どこへ?と一瞬、意地悪く思ったけれど、
きっと発疹。それは、ホッシンです!
漢字の読み間違いは気になる私、
今日、岡山の友人に手紙を書いていたところ
「○さんっていうのは、ものすごいたいぎょうな人で」と書き、
ふと”たいぎょう”って、漢字では大仰?
それともあれは方言?と気になって調べてみた。
「大仰:おおぎょう」、と読むらしい。
私、ずっと”たいぎょう”と読んでいたかもしれない!
私の祖母が、「たいぎょうにたいぎょうにして~」と
格式ばっかり気にして、誇大にする人やときによく言っていた。
たいぎょうって、岡山弁?とネットで調べるものの、出てこない。
まさか、祖母は漢字読み間違えのまま覚えた?
それを孫の私は方言だと思って使っていたのか?
岡山の友人に聞いても、「そんなこと言わない。」と言われ…
たいぎょうって、言うよ、使うよ~と一人ごちる。
そういえば、関西人の夫と付き合い始めて、
すごい、という意味の”ごっつう”が私の中で流行った時期があった。
しかし、生粋の岡山弁も抜けず、”えろう”(とても)という岡山弁も使う、
二重敬語ならぬ二重誇大表現を無意識に使ってしまうことがあった。
「えろごっつうすごい!」(とても、とても、すごい!)です。
友人たちから、「それはやめとき」と言われた。
どう聞いても「エロごっつう」にしか聞こえなかったらしい。
違う、これは立派な二重誇大表現で、
関西弁と岡山弁のコンタミネーション(混交現象)なのに!
うら若い乙女が「エロごっつう」と連呼しているように思われることには
恥じらいがあったので、意識してやめましたが。
たいぎょうはただの大仰の誤用だったのか、気になる。
今度、帰省した時は、「たいぎょう、言うよね?」と聞いて回らなければ。