大人になっても、得手不得手というのは存在するんだなぁ~と
最近つくづく思う。
できる人にとっては大したことないことだったりすると、
「それくらい、頑張れよ!」という言葉を応援の気持ちも含めて
つい言ってしまうし、言われてしまう。
でも、不得手を無理にするよりも、得手の人に頼むことが得策だし、
賢い方法だとも思う。
知り合いに、岡山で15年ほど毎日運転していた人がいる。
彼女は今、奈良県で「運転、怖くて無理~!!」と言っている。
私も彼女と同じで、運転の荒さや道の狭さに
「運転手、お願い!」とこちらでは夫に頼むことが多い。
子ども会関連で、会議があり、道もよくわかってない私は
月に3回ほど送迎付きで会議に出席していて、その話を他のママさんにすると
「そこは頑張れよ!」と呆れられながら言われた。
彼女は子どもの入学グッズなどを「苦手だから」と
お姑さんに丸投げした。
不器用ながらも入学グッズは手作りした私としては、
「そこは頑張れよ!」のポイントではあるけれど、
頑張れるポイント、頑張れないポイントが私と彼女は違うんだなぁ~と
最近は思う。
PTA会長くじを引いたママさんが「無理~!」と泣き落としで
別の人に会長になってもらった話を聞いた。
「そこは頑張れよ!」と他のママさんには言われていたけれど
そこが彼女にとっては、頑張れないポイントだったんだろうなぁ~と
私は思っただけ。
人見知りな人や内気な人に何かと出て行ったり挨拶することが多い
”会長職”っていうのは、名前だけ、
1年だけ、とは思っても憂鬱になる。
選挙でも投票でもなく、ただの”くじ”ですから、余計に。
運転は頑張れないこと、に入っている私ですが、
手作りは”下手ながら楽しめる”ことに入っていて、
会長職は、それなりに楽しもうと努力している、に入る。
得手不得手はみんなそれぞれにあるのだから、
多少の融通は効かせてほしい、と思う。