ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

消化不良

先日、ママ友いじめのようなものを目撃してしまった。

複数の人で一人の人を「あの人、トロいよね~。」と話していた。

えぇ?!と耳も目も疑った。

その発言をした人と私は仲良かったこともあり、

そういうことを言う人だったとは…と衝撃だった。

しかも、Lineでこそこそ、メールでこそこそ、ではなく、

こどももあちこちにいますけど~、

遠くにいる私にまで聞こえてますけど~の声の大きさで言うのね。

そうか、そういう人なのか、と私は”トロい”と言われた人と

その日は行動を共にした。

最近、つくづく思う。

「あなたに得手不得手はないのか?」と聞きたくなるような

他人に完璧を求める人が多い。

もしかして、自分の欠点をわかってない?忘れてる?

年齢とともに他者への寛容さが増してこそ、”大人”なんですけれど~と

私も大きな声で言うべきだったのか。

彼女たちからすれば、「とろい」と見えたのだろうけれど、

それは悪意剥き出しすぎで、私には「のんびり」にしか見えなかった。

社会人になってから、あからさまな悪意剥き出し発言を傍で聞いたのって、

もしかして初めてかも?!

建前はどこいった?!日本人なら建前だろうに。

コロラドのパルに「最近、どう~?」と聞かれ、

日本語だと、「もやもや!!」の一言なんですが、

英語だとこれはどう言えばいい?

愚痴?complain

イライラすること?pet peevs

なんだか違う、なんて言えばいいのか日本語でもわからないけれど、

”消化不良なのよ!”と思い、そのまま通じなくても英語で!と

”I can't indigestion."(消化できない)と話したところ

「それは本当に胃腸が消化不良のときよ」と言われる。

それでは、私のこの”もやもや”はどう表現すればいいの?!と

かくかくしかじかで…と話したところ、

”I can't comprehend what happened."(comprehend:理解できない)

(どういうことか理解できない)

"I can't comprehend."

(理解できない!)

私ならそんな”もやもや”のときに言うね!と彼女は言っていた。

そんなことを言うなんて、"That's not very nice."

(とても素敵ではないわね。)

(→褒められた行為ではないわね、は意訳しすぎ?)とも言っていた。

それで、あなたはどうするの?と聞かれましてね、

"I would want to distance myself from them."

(彼らと距離をとりたい)

他の言い方として彼女が紹介してくれたのが

"I want to give them space because they are not nice."

(嫌な人とは距離を置きたい)

Birds of a feather flock together.(類は友を呼ぶ)

私は類友にはなりたくないし、同類に思われたくもない、と話した。

”Exactly! I don't think you are that way at all.

How sad for her kids."

(確かに!あなたが同類だとは全く思わないけれどね。

そんなことを言う人の子どもはかわいそうね。)

アメリカでもそんなこと言うんだなぁ~。

子どもは親の鏡なのは万国共通なのだろう。

アメリカの別のパルと子どもが生まれて変わったことの話をした。

子どもが生まれて、時間通りに進まないこと、

段取りができないことにイライラばかり最初はしたけれど、

「まぁ、いいか。」と呟くことにした。

子どもは元気なんだし、「まあ、いいか。」

多少のものが壊れても、「まぁ、いいか。」

小さなことには目くじらを立てずに済むようになった。

英語には訳しにくいけれど、”Never mind."(まぁ、いいか)

と自分に言い聞かせるように言うことにした、

とアメリカのパルに話した。

今、子どもたちが失敗したら、「まぁ、いいか!」と言う。

・・・私の真似か?

「宿題を家に持って帰るのを忘れたけれど、まぁ、いいか。」

「雨降っていたけれど、置き傘として傘を置いて帰ってびしょ濡れだけれど、

まぁ、いいか。」

「昨日、○○して!と先生に言われていたのを朝思い出したけれど、

まぁ、いいか。」

「大事なプリントを学校に忘れてきたけれど、まぁ、いいか。」

子どもたちの「まぁ、いいか!」を聞くたびに、

「良くないわ!!」と叫ばずにはいられない。

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