ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

英語が面白くなかったワケ

末っ子の通う園では、英語の授業が月に2回ほどある。

ネイティブの先生がいらっしゃったりすることもあるそうだけれど、

ほとんど日本人の先生がそれっぽい発音の英語で教えている。

先日、初めての英語レッスンを楽しみに登園した末っ子、

「難しかったし、面白くなかった…」と仏頂面で帰ってきた。

どんなことをしたのかと聞くと、英語の歌を3つほど歌っただけで

後は挨拶だけだったもよう。

…どこに難しいものがあったの!?と逆にびっくりして聞くと、

「歌は知らないし、先生は英語しか話さない」と。

普通でしょ!と思ったら、息子はスペインのお姉ちゃんとのSkypeのような

英語レッスンを想像していたらしい。

我が家の子どもたちが”お姉ちゃん”と呼んだり、名前を呼び捨てしたりと

とーってもなついているスペインのお姉ちゃん。

現在はカナダのフランス語圏にいるため、

英語、スペイン語、フランス語、それに加えて私の痴話喧嘩まで

聞き取れるレベルの日本語ができる。

彼女とうちのこどもたちが話せば、「Hola!」(こんにちわ:スペイン語)に始まり、

「元気~?」と日本語で聞かれたり、「Well done!」(よくできました!)と

英語で言われたり、3か国語のちゃんぽん。

子どもたちもスペインのお姉ちゃんがよく話す挨拶や多少の単語は

スペイン語と英語でわかるようになっているような、いないような。

こち亀の歌をスペイン語で歌ってもらったり、

10までの数え方をスペイン語で習ったり、

英語とスペイン語がごちゃまぜ状態。

語学力よりコミュニケーション能力重視ということにしておこう。

でも、いつも子どもたちはスペインのお姉ちゃんと話すのが楽しいらしい。

そういうのを想像していた息子にとって、

一方通行の英語の歌は「面白くなかった」に尽きるんだろう。

「スペインのお姉ちゃんは英語もスペイン語も日本語もわかるのに、

英語の先生は英語しか話さなかったし。

もっと日本語を勉強しないと、おねえちゃんみたいに。」と言っていた。

その話を笑いながら、スペインの彼女にしたところ、

「お姉ちゃんが歌を歌うから、しっかり練習したらきっと楽しいよ!」と

ABCの歌をボイスメッセージで末っ子に送ってくれた。

スペインのお姉ちゃんの歌でABCの歌をただいま復習中。

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