カナダのパルに「出会い系サイトの自己紹介文とやらを読ませて。」と言われ、
私の英語をメールで送ったところ、
「ちょこちょこと間違いがあるわよ。」と言われた、
ブロークンイングリッシュとまでは言わないけど~と言われ、
あっ、それは私が書いた英語です。
ブロークンで悪かったわね!別に英語圏のパートナーを求めてないので
このレベルで十分なんですよ、と小さく反撃。
「あなたの文法はここ2年でよくなってるわよ~」とフォローされたけれど、
それはフォローになっているのか?!
そんな話をロンドンのパルにした。
「ブロークンイングリッシュって、なに?どう思う?」と話すと、
ブロークンってのはね、私が話す日本語のことよ!とロンドンのパルは言っていた。
あなたの文法がたまにおかしいのは私も知っているけれど、
誤解を招いて喧嘩に発展するような変な英語ではないし、
汚い英語でもない。心配したこともない、問題ないわ~!と。
それよりもね、そういうのって本当に嫌になる!と彼女が語りだしたのは
彼女の日本人の別のパルのこと。
7.8人の日本人の文通相手がいて、その中の一人の英語が
とーってもブロークンで、いつも真意を理解するのに困難を極めるらしいが、
それを務めて積極的に理解しようとしている。
それなのに、その日本人の花子ちゃんったら、私の日本語の一語一句に
修正を加えてくるのよ。どう思う?!と。
わかる!わかるよー!!
私の日本語レベルにあなたの英語がなってから言ってちょうだい!と
ロンドンのパルはいらっときているわけです。
私も同じことをカナダのパルに思った。
「こんにちは」しか日本語知らないくせにーと。
友達と言語交換って、素敵に聞こえるけれど、実際にすると
実はとっても難しい。むしろ、他人のほうが精神的に楽なんじゃないかと思うほど。
こちらは親切に”教えてあげている”つもりでも、
それは往々にして”小さな親切 大きなお世話”だったりする。
だから、私とロンドンのパルは「これ、あってる?」「自然な表現はどう?」と
聞かれない限り、滅多にお互いの言語を修正しない。
修正せずとも言語に接する時間や機会が多ければ、ちょっとは向上するハズ。
重要なのは相手のやる気を低下させないことですから。
褒めて伸ばそう!です。
ロンドンのパルとは「あまりにも変じゃない限りお互いに聞かれるまで修正しない」
というのがやっぱり私たちには合っているわよ~となった。
これはきっと人それぞれなんだろうけれど。