ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

任務完了

ロンドンのパルが婚約者と東京、京都、大阪、兵庫滞在中10日間の

ホテルをすべて予約しました!

京都の旅館をとったものの、成田空港から京都の旅館までが19時を回るかもしれず、

ここは東京で一泊はいかが?と提案した。

結局、成田空港近くで一泊、という話になり、

その結果、京都の旅館の日程をずらさなければいけなくなったものの、

3ケ月も先の話なので、旅館もまだ空いていて無事にずらせた。

私が予約をとったつもりでも、ダブルブッキングとか実は取れてませんでした…

とかなったらどうしよう?!という不安に駆られ、

宿泊予約確認書もすべてのホテル、旅館からもらった。

それらを私の作成した”旅のしおり”とともにメールに添付した。

これは予約していることを証明するためのものだから、

これをチェックインのときにロビーで見せれば話は早いから!と。

「当ホテルではそのようなものは…」と言ったホテルもありましたが、

外国の人なので、それでは英語の得意な人で対応してくださいね~と話すと、

「そうですね、作ったほうがお互いに楽ですね。」と言っていた。

ええ、そう思います…。

以前、アメリカのパルが大学の希望者ツアーで日本旅行のとき、

アメリカの大学教授作成の旅のしおりをみせてもらった。

1st, morning Tokyo

evening Himeji

という感じで絶句した。

これで「姫路で会える?」って…はい~!?いつの新幹線かも不明?!

これは2週間前だから、こういう大雑把なものだけれども、

出発が迫ってきたら、もっときっちりしたのをもらえるんでしょ?と確認したほど。

結局、こういうタイムスケジュール(と呼んでいいのか?)で行ったからすごい。

それを見た私としては、日本の”旅のしおり”っていうのを見せてあげようじゃないの!と

ロンドンのパルに作成した。日本語版にすると…

1x日 13:40 成田空港John着

15:00 ホテルチェックイン

       Nホテル TEL 000-111-222

空港→ホテル シャトルバス 

      (ダブル、禁煙、朝食無、1泊2人17,000円) 

1x日 10:00 チェックアウト

   10:20  成田空港駅 成田エクスプレス

   10:xx  JR東京駅

   10:xx 東京発 のぞみ33号

   13:xx JR京都駅着

といった具合にホテル名は英語、日本語、ローマ字表記に電話番号、

行き方、およその時間に予約した部屋の概要、

チェックアウト後のおすすめ電車時刻まで網羅!

ロンドンのパルに「メールに”旅のしおり”を送ったから、チェックして」と送った。

彼女がチェックして、"This plan is very... through,I am very impressed!"と

(この計画はとても…スルーだ! とても感動したわ!)

返信があった。

Through スル―、

通り抜けるとか、最初から最後までとか、そういうイメージですが、

ここでその単語?なにか別の意味がある?と聞くと、

どうも話が合わない。「あなたのさっき使ったthroughの意味は何?」と聞くと、

「えっ?throughなんて言ってない。」と言う。

いえいえ、ほらっとチャットのログをコピーすると、

"Oh!"

彼女はスペルミスをしていた。

言いたかったのは"thorough" 完璧、という意味です。

そうでしょう、そうでしょう、と満足。

「日本の旅のしおりっていうのは、こういうものよ。英語ではなんて言う?」と聞くと、

"Time schedule"と言われた。

旅の高揚感は全く入らない響き…。無機質だわ~。

日本に来るまで1週間を切り、荷物も詰め込み終了したらしいけれど、

片付いていない問題がある、と。

「アメリカ人のコーディネーターに話しても解決しなくて…」と彼女が心配していたのが

"like female things"(女性関連のもの)

えっ?何?と聞くと、「生理!」

「ナプキン(英語ではpads)は日本ではどこで売っていますか?」と

日本在住のアメリカ人コーディネーター(男性)に聞いたらしい。

彼はすごく居心地悪そうに「日本では滅多に見かけない。あまり売ってない。」と

言ったらしい。

え~!?そんなわけないじゃない!日本には女性がいないとでも思ってるのか?

ナプキンはスーパーマーケットでもドラッグストアでも売っているし、

コンビニにももちろん置いてるわよ。

どこででも手に入るから大丈夫!

「ナプキン」とか「サニタリー用品」って言えば、案内してくれるわよ、と話した。

その後、彼女はカナダ人女性が日本の生理用品事情を紹介する動画を発見し、

「どこにでも売っているし、こっちのものより快適そう!」と言っていた。

動画の中で、カナダ人女性がお気に入りのナプキンを紹介していた。

「あなたもあれがお気に入り?」と聞かれ、

「いや、私はスリム命!」とお気に入りを写真で添付。

パッケージはこれだから!と紹介しつつ、

でも、私は実は家では布ナプキン愛用者でして…と話した。

イギリスでは滅多に布ナプキンを聞かないけれど、

検索をかけたらかわいいのがいろいろとでて、とても興味があるらしいので、

「誕生日プレゼントは布ナプキンにしようか?」と聞いたら、

"That's would be super useful! Practical present are great!"

(それはとっても役立ちそう! 実用的なものって素敵!)

ということで、今年の彼女への誕生日プレゼントは布ナプ

布ナプキン…と抵抗のあった友人にプレゼントしたところ、

「もう戻れない…」と愛用している友人が二人いる。

あの心地よさはもう比較できませんから!

アメリカ人のコーディネーターったら、もう!と彼女は各種、

怒っていましたが、そんな彼も空港到着以降、どの電車に乗るか、

ホームはどこで、いつ乗り換えがあるか、と丁寧に印刷された紙を

2週間前にくれたらしい。

「とても細かく書かれていた」と彼女が言うので、

「彼も仕事はきっちりしていたのね!」と話すと、

「ええ、関西国際空港着だったけれどね…。」と。

…彼女は成田空港着ですけれど。

それ、全く意味ないじゃない~!使えないにもほどがある!と絶句。

仕事として、その完成度はいいのか?

私なんて、無料でここまでやったというのに…。

英語でのクレームはあなたに任せるわ、

日本語で文句言うときにはいつでも手伝うから、と伝えておいた。

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