海外のパルたちと文化の差を感じるときといえば、
例えば、赤ペンで手紙を受け取ったとき。
赤字で名前を書いちゃダメ~というのは日本では常識のハズですが、
(お墓を連想するから?と勝手に思ってますが)
世界では違うのか…とびっくりした。
赤色で手紙を受け取った場合は、「日本では赤で手紙は不吉で、
迷信だとはわかっていても、赤い字は嫌だから、
他の色でお願い。」と何度か書いたことがある。
そうすると、大抵、「何色が良い?」と聞かれるので、
「黒か青で!」とお願いする。
若い女子大生のパルはピンク、オレンジ、黄緑とページごとや
段落ごとにペンの色を変えて可愛く書いてくれる。
「…読みにくい。」と正直思うのは私だけなのかしら。
そんな私にオランダのパルが送ってくれた手紙が衝撃的だった。
彼女はポストカードに書き、それで足りない分をA41枚裏表で
書いてあった。
問題はそのポストカード、これ。
賽の河原?!
これは手紙が赤い文字で書かれているとかいうレベルではない
不吉さというか不気味さというか…。
あれ?私って、実は信心深かったの?と自分でも驚くほどに
「気色悪い!!」と思ってしまった。
日本ではこれは”賽の河原”っていってね云々とロンドンのパルに
これから想像することを説明し、
西洋ではどうなの?と聞いたら、
"It's just art to them." (ただの芸術よ)と。
彼女はどこかで同じような彫刻も見た気がするわ~と。
そんな彫刻、きっと日本人が見たら、”賽の河原?!”と固まるね!
いやぁ~、びっくりした…
オランダのパルから賽の河原のポストカードって、どんな陰湿な嫌がらせ?と
一瞬、思ってしまいましたよ。
ところかわれば、これも芸術か…。