今日、久しぶりに発音練習をして、変な発音を注意されて
一生懸命に直してました。
海外文通を始めてから、書いたりチャットすることが8割を占め、
たま~にSkype、whatsapp(whatsappでも今は通話できる)で
話すくらいになってました。
それも、イギリス人やアメリカ人と英語で会話するときは
「ジャパニーズイングリッシュでっせ!」と開き直りのため
発音を修正されることもなく…というより、私のおしゃべりな友人たちは
発音より話題で、あっちの話題、こっちの話題と飛んだり、脱線したり
あれもこれもと話して、あぁ!もうこんな時間じゃない!という感じです。
類は友を呼ぶのかしら。。。
そんな私が必死に「この発音はこう?」と熱心にしているものだから、
夫にまで「珍しい。そんなに苦戦する英単語?」と聞かれた。
ふっふっふ。
英単語じゃない!
今度、スペイン語でスピーチをするべくスペインの友人に英語の原稿を送りつけ、
「私のサプライズを手伝って!」とスペイン語に翻訳してもらったものを
必死に発音していたんです。
修正されること1時間、たった8行ほどなのに、
…スペイン語は発音が楽ちん!メイのスペイン語アクセントはきれいよ~と
散々、私をおだてていたスペイン語圏のパルたち、前に出ろ!!
という勢いで修正されました…。
でも、やっぱり褒め上手なので、
ネイティブにもっとこうすれば近づくわよ。」とおだてられ、
あら、そう、じゃあ、もうちょっと頑張っちゃおうかな~と
単純な私は練習した。
例えば、verano、夏という意味のスペイン語、
"Dry R please." (乾いたRでお願い)って、言われましてね。
えーっと、スペイン語にはdry R (乾いたR)があるっていうことは、
もしかして、wet R(湿ったR)なんてあるんですか?と聞いてしまった。
いや、そこのRはもっと強くってことよ!
RRRRRと舌を回す感じで~と言われましたが…
「育ちが良いもので、できません。うちの娘は巻き舌Rが得意でね…」と言いつつ、
RRRRと練習。
勉強がわからなくなった子どもが「どこからわからないかも、もうわからない」
と言ったりするけれど、アレですよ。
私も、どの発音が良いのか全く分からない。
Better!(さっきより良い!)と言われようと、
Perfecto! (ペルフェクト! パーフェクト、のスペイン語:完璧)と言われようと、
ええ、どれもこれもまぐれですから。
同じようにしてもうまくいかず、匙を投げようかと思った、たった8行に。
英語もネイティブは続けて言って、切れ目はどこだ?どこからどこまで同じ単語?
そんな単語知らないわ~!?となったりすることがしばしばあるけれど、
スペイン語は比じゃない。もうルルルラララ~と聞こえてきた…と
絶望の歌が聞こえてきたほど。
意味を把握しようとか単語を意識するのはやめて、歌のように
聞こえるままをカタカナで書きとめて発音すれば、かなりマシになった気がする。
気分は英語を習い始めた中1.カタカナを英単語の上に書いていたような…。
この1年、なにかとスピーチをする機会が多く、
誰も聞いてないし、私が聴衆なら短ければ短いほど良いと思っていたので
スピーチは短くわかりやすいのを心がけてますが、
「短い!」と散々にあちこちからいつもからかわれる。
今度は奉書紙(卒業式などで使われる折りたたんだ長い紙のこと)に
延々と連ねたのを持参しようかといたずら心がむくむくと沸いてましたが、
ここは発想を転換して、スペイン語でスピーチしようかと。
ちょっとした仲間内の会議のときにでも。
「…はい?」とみんな、なるに違いない。
英語ならまだわかる人もいるだろうけれど、スペイン語よ、むふふふ、と。
みんなの呆気にとられた顔を夢見て、
ただいませっせとスペイン語スピーチ練習中。