今年も校外学習の季節がやってきた!
子どもたちの小学校では、例年、某商店街へと
電車で出かける。
1時間以上かけて。
海が近く、活きのいい魚が豊富な商店街!と3年前、
娘が小1のときも行った。
買い物代として、みんな500円を握りしめて。
あれは暑い秋で、半袖の上に長袖を一応羽織っていったけれど
暑くて途中からリュックサックに入れたらしい。
そんな娘が、”魚が新鮮な商店街”で買ったもの、
「生さんま3尾」、新聞紙にくるまれてリュックサックからでてきた。
「イキが良いんだよ!」と魚屋のおじさんの言葉そのままに
「今日のみんなの夕飯のおかずにしようと思って。焼いて!」と
新聞紙にくるまれた生サンマ…。
恐る恐る購入時間を聞けばお昼ご飯前だという。
帰ってきたのは16時、
くどいようですが、新聞紙にくるまれただけの生サンマ。
半袖になるほどの暑さの日。
「なんじゃこれー!!!」と怒りの絶叫をしそうになった、
校外学習の小学生に冷蔵保存がいる生サンマ売るのか?と。
ちなみに娘の友だちはカキフライ4つ買っていた。
「怖くて無理!」ともちろん、そのままゴミ箱へ行ったらしい。
私は娘の「焼いて!」の視線が怖くて、焼魚しました、
娘が買って帰った生サンマではなく、冷蔵庫にあったサバを。
「さんま、おいしいね~!!」と言いながら、サバ食べましたとも!
そんな話を海外のパルたちに愚痴ったのも3年前。
また小1の息子にあの商店街への校外学習がやってきた!
「先生が新鮮な魚が多いって、言うから魚買って帰る!」と
鼻息荒く言う息子に、新鮮な魚も徒歩に電車にお弁当にとしていると
あっという間に新鮮ではなくなるから、と
「乾燥ちりめんじゃこ」をリクエスト。
釜揚げちりめんじゃこではなく、乾燥させてあるちりめんじゃこ!と
何度もスーパーで、「これよ、これ!!」と予習させ、
息子の帰りをドキドキで待った。
息子のお土産はこちら。
よくやった!全部、食べれる!としっかり褒めました。
おつまみっぽいイカの燻製とか息子のいつものおやつまで
しっかり買ってあることに笑ってしまった。
毎年、保護者で話題になる、
「別の市から小学生が校外学習で毎年来ることを知っているのに
生ものや冷蔵保存が必要なものを買わせる商店街って、
どうなの?」と。
こどもが握りしめた500円玉で買って帰ったのが海苔5枚とかね。
そりゃ、高い海苔もあるだろうけれど、何もわかってない小学生、
「こっちがおすすめよ~!」と安くて量のある海苔を勧めてくれても
クレームはでないと思うけれど。
「うちのこがお世話になったみたいだから、今度、家族で行こうと思う」等、
一度もだれからも聞いたことがないのが、
いろいろ物語っている気がする。