ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ショックを通り越す

先週、ショックを通り越す話を聞いた、

ママ友から「彼氏がいる。」と。その後、延々と恋の話。

恋の話って、「きゃ~!!」とか「いいなぁ~!!」「それでそれで?」と

どんどん声のトーンが上がっていって、

話を聞くだけで、いやぁ~、若返った気がする!と私は思うほどに好きで、

女子大生のパルたちから聞く甘い恋の話を「青春だわ~」と手紙で読むのが好き。

しかし、不倫ものっていうのはね、

「へぇー・・・」しか相槌が打てない。

「…はぁ。」と、どんどんテンションは下がっていくし、ため息しか出ない。

一応、言いましたよ、「もう、やめといたら?」って。

でも、恋する乙女に私の日本語は通じてませんでした、全く。

「もう、メイったら私の事を羨ましくて、あんなこと言うんだわ!」くらいにしか

思われなかったのをひしひしと感じ、

なんだかどっと疲れた。

そんな話を日本の友人にするには抵抗があり、

(壁に耳あり、障子に目あり!ですから)

イギリスとカナダのパルに愚痴った。

「元気~?」とご機嫌伺いのメッセージを送っただけで、

「それが、ちょっと聞いてよ~!!」と私の愚痴につき合わされた2人…。

ロンドンのパルは”I am not surprised you are shocked."

(ショックを受けたのは当然だわ~)と言われ、

「不倫(affair)で、うまくいった話なんて聞いたことないわよ。」と。

カナダのパルにもいかにショックだったか語ってしまい、

”I can only imagine." (目に浮かぶわ。)と。

”不倫は悲惨”、これ、万国共通ですよ。

でも、恋する乙女には通じない。

ため息しか出ない。


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