ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

小学生の連帯責任

連帯責任って、どうなの?!と昨日はママたちと語り合った日でした。

というのも、娘のクラスで連帯責任の名前のもとに宿題が増やされた。

計算ドリル10ページ、漢字ドリル14ページ。

3連休の宿題で、でたとしても多いなぁと思うレベルが平日に出たとは。

(普段はドリルは1ページずつ。)

その結果、どうなったか。

娘は16時半に帰宅してから21時までご飯とトイレ、

入浴以外はずーっと宿題をしても終わらず、

朝、私が6時に起きると娘がすでに起きて、宿題の続きをしていた。

夫の話では朝4時起きで宿題をし、登校ギリギリに宿題をやり遂げた。

娘の友だちも「23時だけれど宿題やっている」等、

ママさんたちからメールが来ていたので、それぞれに頑張ったらしい。

この”連帯責任”、罰としてさせられたのが

自主的に進める漢字ドリルだったこともあり、

原因を作った男の子はすでに終わっていたため、

彼には”漢字ドリル14ページ”が課せられなかったらしい。

なぜ原因を作った子には漢字ドリルがなくて、

真面目に宿題してきた他の子が膨大な宿題を与えられるのか。

そもそも、その連帯責任でその男の子が何か感じるのだろうか。

先生が指導しても変わらなかった結果、

苦肉の策として、

あるいは感情的になっての”連帯責任”なのかもしれないけれど

指導力不足を露呈しただけな感がある。

そもそも小学生が宿題をしてこなかったことはクラスメートの責任か?

クラスの子どもがどうにかできるレベルのこと?

小学生にどこまで連帯責任をとらせるんだ?と疑問で頭がいっぱいになった。

連帯責任、英語では"collective responsibility"と呼ぶ。

否定的な感情しか生まれないし、間違っているよねぇ…と

日本のママたちとも、海外のママたちとも言い合った。

”Everybody's business is nobody's business.”

(共同責任は無責任)

なんていう言葉もあるらしい。

膨大な宿題をやり遂げたのはクラスの1割の児童で、

そして、娘は1週間分以上の宿題を1日でやり遂げたのに、

また宿題がでていた。。。

”That's crazy!"とロンドンのパルは言っていた。

日本語では、こういうときどういう?と聞かれた。

「なんだかなぁ~。」の一言。


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