熊本の地震以降、なんだかため息しか出ない。
家がなくなり、余震が続き、食べ物や水に困る、
そんな想像しただけでもしんどい生活をしている人がいると思うと、
テレビを見て、笑う気にもならない。
”自粛しよう”と言われると、違和感を感じるけれど、
地震の前とは少し違うのは自然な気がする。
海外のパルたちからも、たくさんのお見舞いメールをもらった。
"You're all in my thought and prayers."
"Will keep Japan in my prayers!"
「日本のことを祈っているわ」というメッセージを
アメリカ、フランス、香港、台湾からもらい、
日本では壊れた家のことを嘆く芸能人のブログに誹謗中傷が
あったことを知る。
こういうとき、口を開くとしたら、誹謗中傷ではなく
もっとマシなことにエネルギーを使いたい、と
エネルギーをいま持ち合わせていない私は思う。
フランスのパルが「私には何ができる?あなたは何をしてる?」と
メールが来た。
募金箱を見るたびに募金している。
私にいまできる唯一のこと。
「知る者は言わず、言う者は知らず」という老子の言葉があるけれど、
それを発信していくことはこれからの防災の意味でも重要だと思う。