ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

地下世代

小4の娘、最近、「お姉ちゃん辞めたい」病。

我が家は私が長女、夫が長男なので、お兄ちゃん、お姉ちゃんの

気持ちはわかるつもりだけれども、

娘は「弟たちの面倒はもういや!お姉ちゃんが欲しい!」と。

どうしたものかしら。。。という話をサウスカロライナ州のパルに

メールしたところ、

”Tell your daughter that - as the oldest of three children

- I sympathize with her completely!”

(娘ちゃんに伝えて、3人兄弟の一番上として、

すーっごく同情するわ。)と。

えっ?あなた妹の話は聞いたことあったけれど、3人兄弟???

それは初耳ですけれど~と返信すると、

6歳下の弟がいたらしい。

いままで一言も出てこなかったけれど、弟の話。

かれこれ4年の付き合いになるのに?!と驚くと、

「彼は "basement generation"だから語るほどのことがないのよ。」と。

basement generation:地下世代

それはなに???と聞くと、

”still living at home with no intention of leaving,

no education, and a dead end job"

(20代半ばで親と同居し、別居する予定も気もなく、教育もなく、

将来性の無い仕事をしている。)

ところで、なんでbasement(地下)なの?

日本で言うところのひきもりみたいに隠れているのかしら?

それとも地下階に住んでいるっていうこと???と聞くと、

日本では数世代同居は普通だと知っているけれど、

アメリカではそれは恥ずかしいことで、

親が隠そうとすることから、そういう名前がついたらしい。

サウスカロライナ州のパルは、

「息子がいたいだけ家にいさせる予定よ。

急いで自立を促せたりはしない、と夫と話し合っている」らしい。

彼女の息子君、まだ3歳ですけれど…。

アメリカの文化を垣間見た気がした。


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