ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

英語の新語

新聞広告で、アメリカの新語についてのコラム本が

載っていた。

「トロフィーワイフなど」とあり、

えっ?トロフィーワイフって、もはや新語と呼べないのでは?

と思った。

トロフィーワイフ、権力や富を手にした男性が

若くて美しい女性を妻にすること。

私が最初に目にしたのは、映画雑誌のコラムで

タイガーウッズの奥さんについて書かれていた。

いまから10年ほど前。

黒人男性が美しい金髪女性、こういうのをトロフィーワイフって

呼ぶんですよ、という感じで。

そして、数名の若い妻に乗り換えた男性俳優なんかが掲載されていた。

その”トロフィーワイフ”が数年後、浮気した夫に怒り、

ゴルフクラブで車の窓ガラスを叩き割った!なんて話題になったときは

愛か婚前契約による怒りか?と話題にもなったような。

さわやかイメージのタイガーウッズに次々に現れる愛人と

それらが皆、白人女性だったときにタイガーウッズが見えた気がする。

光源氏のように老いも若いも貴賤も美醜も関係なし!

手あたり次第…ではないのね~とがっかりした。

というわけで、10年以上前のトロフィーワイフは

もはや新語ではないと思う。

私が思い出す英語の新語といえば、

hockey mom ,(ホッケー マム)

(アラスカ州知事サラ・ペイリンが自身をsoccer momならぬ

hockey momと形容した。アラスカだからサッカーではなく

ホッケーなんだろう。

イメージ的には中流階級の一戸建てに住み、こどもの習い事送迎が

できる専業主婦で教育熱心なママ。)

Tiger mom, (タイガー マム)

(『Tiger mother』という本の流行で教育ママをこう呼ぶ)

Courger(クーガー)

(若い男性を狙う40代より上の女性、クーガーとは豹のこと。

ただ、年下男性を狙う年上女性はクーガーと呼ばれているような。

ちなみに男性版はmanther)

Word of The Year (新語大賞)をみると、

Emoji(絵文字!!)、tweet,selfie,celebなんて言葉も。

ロンドンのパルに新しい言葉って言われて、

何を思い出す?と聞いたら、速攻で返ってきた。

Brexit

あぁ~、何度も見たわ、この単語も。

Britain(イギリス)とexit(出る)を合わせた単語で、

EUからの離脱キャンペーンで何度も出た。

日本のニュースでも出ていたような。

新しい言葉って、世相を反映するわ~と改めて思った。

日本の新しい言葉は?と言われ、えーっと…

リア充”とか”ヘイトスピーチ”とかになるのかしら。


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