こどもたちの通う小学校は「鉛筆のみ許可」の学校。
低学年は2B、中学年以降はBやHBを使っている。
もちろん、赤鉛筆使用!
鉛筆のメリットを各種、小学校で聞かされたけれど
なんだかわかったような、わからないような。
筆圧が強すぎて、芯を高頻度で折る息子には良い筆圧トレーニングに
なっているのかもしれないけれど、
筆圧が弱すぎる娘は鉛筆で書くだけで疲れてくる、というほど。
夫は息子と同じで筆圧が高すぎて、細いペン先はつぶすほど。
一方、私は筆圧が弱すぎて、Bでないと濃く書けず、
濃く書き続けると疲れる、という理由で高校生からずっとペン使用。
テスト以外はペンを使っていた。
しかも、ボールペンは疲れるので、ゲルインクペン。
私自身が鉛筆で書くという行為が苦痛だったので、
小4の娘の気持ちがよくわかる。
年賀状を書くときにペンを使うように促したら、
「すごい楽!」と喜んでいた。
学校でもペンが許可されたらいいのに…と思ってしまう。
ドイツでは学校で鉛筆を使わない、とドイツのパルたちから何度も聞いた。
万年筆を学ぶ時間もあって、万年筆かペンを使う、と。
文通をしていて驚くのは、ドイツ人のパルたちの書き直しの少なさ。
さらさら~っと間違えずに書いている。
間違えずに書く、というテストもあると聞いた。
私の二重線で書き直しだらけの手紙を見るにつけ、鉛筆よりペンで
そういう練習をしたほうが将来的にいいのでは?と思ってしまう。
ただ、鉛筆信奉者は”先生”に多い気がする。
元教諭のママさんは「○くんは筆圧がしっかりした字を書く。」と
筆圧を褒めていた。
筆圧を褒める?と笑ってしまったけれど、結構、重要ポイントで
筆圧が弱い子はノートをとることが苦痛になって、
勉強からも遠ざかる、と。
あぁ~、わかる!私がまさにそれだったわ!と言ったら、驚かれた。
でも、筆圧が弱くても、勉強から遠ざかるではなく、
鉛筆をゲルインクボールペンに持ち替えて学生時代を乗り切りましたが。
鉛筆もいいところがあるとは思うけれど、
ペンだってメリットは大きい。