ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

新しい出会い

オランダのパルからメッセージがきた。
「いまナーバスになっている」と。

彼女は市民センターで絵画を教えているのだけれど、
そこにシリアからの難民が9人、入ってくることになったらしい。
性別も年齢も全くわからない人たち。
もちろん、バックグラウンドもわからない。
わかっているのは”シリアからの難民”。

「悪い方向にばかり考えてしまう、
もし、彼らと英語でコミュニケーションできなかったら?
もし、彼らがIS出身だったら?
もし、彼らが女性との握手はできないと拒否したら?」

オランダのパルは公正で冷静なほうだとは思うけれど
こんなにもナーバスになるなんて、とちょっと意外だった。

「初めての人に会うときって、誰でも緊張する。
もしかしたら、彼らはあなたより英語が上手かもしれない、
もしかしたら、彼らはあなたに新しい文化を教えてくれるかもしれない、
もしかしたら、彼らはあなたの良き友人になるかもしれない、
もしかしたら、彼らから素敵なレシピを聞けるかもしれない
(そのときは、日本の私にもきちんと報告すること!)
もしかしたら、彼らに会ったら、ナーバスに思っていた時間が
いかに無駄だったか気づくかもしれないわよ、」と返信した。

どこの国も鎖国はもうできないと思う。


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