ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ことばの変化

いままで思っていたことが違ったときや
知っていた単語に違う意味があったときというのが
たまーにある。
小5の娘が「危機一髪」を「危険一髪」と言っていて、
それは「きけん」ではなく「きき」だと漢字も教えたら
「危険一発」だと思っていたことが判明。
なんだかものすごく急所にきそうな一発。

私も昨日、コンタミネーションが異物混入を意味することを知った。
食品アレルギーなどで、コンタミ(と略されていた)について
最近は細かく表示があったりするらしい。

コンタミネーション=異物混入?!
えぇ?!私の中ではコンタミネーション=混交現象ですけれど!!と
驚いて検索してしまった。
大学時代、言語学では頻出の単語、混交現象。
分野が変われば意味も微妙に変わるのかしら。

言葉というものは日々、変化するものだなぁ~と
わかってはいるけれど、小3の息子が
「今日は廊下がするべってて・・・」と滑ってを変に変形させたときは
「それは変すぎる!」と花子とつい注意。
「言葉は常にあらたしくなるもんだから」と、
夫が「新しい」を古語の「あらたし」と言ったときには
「全部、古語でしゃべるか、全部現代風にしゃべるか
統一してよ!」と注文をつけたり。

そんな私の最近の心境は
「世の中に たえて家庭訪問のなかりせば 春の心はのどけからまし」
(世の中に家庭訪問がなかったら、春の心はおだやかだっただろうに)

在原業平に怒られそうだけれど、色男は言うことが違うわ~と
彼の歌は人を惹きつけるものがある。
12回目の結婚記念日にカードを夫からもらった。
毎年の結婚記念日と誕生日にはカードを!と書いてもらっているものの
そのカードが10枚並べて、すべて同じ文面だったときは眩暈がした。
毎回、フレッシュな気分で書く言葉がすべて一緒って・・・。
語彙が少ないというレベルの話ではないよ、これは、とつい説教。
今年はよりフレッシュな気分で書くように!とお願いして
もらったカードには、
「楽しい時間は過ぎるのが早い、そんな12年でした」と書かれてあった。
これで、あと5年は同じ文面でも我慢できそう。

 

 

 

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