ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

女神のまつげ

ロンドンのパルに花子が熱心に観察している植物の写真を送ったら
"Venus Flytrap!!"(女神 ハエの罠)
と返ってきた。

・・・あんだって?とついバカ殿のように聞き返してしまった。
食虫植物、英語ではCarnivorous plantsという。
カナダやアメリカのパルたちに同じ画像を見せたら、
”Carnivorous plants?”(食虫植物?)と聞かれたので
ロンドンのパルも同じ反応だと思ったのに
Venus Flytrapって、なんぞや?と調べる羽目に。

ハエトリソウの葉の縁の棘を
女神のまつげに見立てたことに由来する、らしい。

「素敵~!!それに比べて日本の名前はハエトリソウって…
わかりやすいけどさ。」と花子は文句を言っていた。
どちらが先についた名前なのか知らないけれど、
日本名は”女神のまつげ”とか”女神のまつげエクステ”とか
”まつげでか盛り”とか”まつげ盛りすぎ”とか…と
花子といろいろ日本での名前を考えたけれど、
なんだかどんどん素敵な名前から遠のくから不思議。
”ハエトリソウ”が単純明快で、すばらしい名前の気がしてきた。

ちなみにハエトリソウの花言葉は”魔性の愛”。
フェロモンを出して虫を誘惑し、食べるということを考えると
なんてぴったりな花言葉

我が家のハエトリソウは現在、虫を半分食べている。
大きな虫だったようで閉じた葉から半分出ていて、
外に出ている部分は日々、干からびていく様子が観察できる。
こどもたちが「食べろ、食べろ」と葉以上に大きな虫を与えた結果。
押し付けられた愛に魔性の愛、困惑中。

 

 

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