フィンランドのパルから「日本人の文通相手を探している人がいる」と
whatsappでメッセージがきた。
「11歳の女の子なの。」と…うちの娘に文通相手になってくれない?
というお誘いだった。
11歳同士の文通。
各国のパルのこどもたちと文通を我が家の娘もしてきたけれど
”英語力”が結構、重要。
英語ができればいい、というわけではない。
英語のレベルが一緒、というところが重要。
例えば、アメリカの11歳の女の子との手紙、
あちらはふつうに英語ばかりを書いてくるものの
うちの花子は私の翻訳が必要で…
お互いに物足りなさを感じる結果になった。
どちらかが母国語での会話っていうのは、やはりレベルの差が大きすぎて
子供同士の文通でも結構、難しい。
相性以前に続かない。
どちらも母語は全く知らない言語で、共通言語としての英語、
親の介入あり、は続く。
オランダのパルの娘ちゃん、エストニアのパルの娘ちゃん、
フィンランドのパルの双子ちゃん…。
手紙は親によって訳され、「ほら、さっさと返事を書きなさい!」と
あくまでも親主導…。
「いつか一人で英語で手紙を書いてほしい。いまは準備期間だ!」という
親の希望で続いてます。
しかし、11歳前後のこどもたちの手紙の内容はほぼない。
「好きな動物は?」「アイスは何味が好き?」
「どんなアニメを見てる?」という3行レター。
これに女子はシールを入れたり、絵を描いたり、折り紙入れたり
手作り品が入っていたり…手紙以外のもので送料がかかってます。
でも、その交換の楽しさはわかるわ~と、つい寛容になってしまう。
「文通って、シール交換とか絵の交換よね?
がっつり手紙を書くのが希望なら、ちょっときびしいわよ。」と
フィンランドのパルには返信したら、
「シール交換にちょこっとメッセージでいいんだと思う」と。
そういうことなら、と勝手に娘のペンパルも増えている。