ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

花屋で三者三様

近郊ではそれなりに大きい花屋に先日、行った。
ゴキゲントリが鳴いたので
花屋では私は断然、生花で、寧ろ生花にしか目がないので、
生花の種類が花屋の大きさの割には少ないことにがっかりした。

リザードフラワーは各種揃っていて、
多肉植物の寄せ植えやアレンジメントも
「参考になるわ~」と小5の花子は食い入るように見ていた。
店内はドライフラワーのリース、最近流行のハーバリウム


それに私は知らなかったけれど新しい流行なのか、
ソープフラワーなるものまであった。

このソープフラワー、名前の通り、石鹸でつくられた花で、
リザードフラワー並みの完成度でほのかに石鹸の香りがする。
ただし、洗濯等の使用は不可。


知り合いのママさんが家庭訪問の時期やちょっとしたときに
ドライフラワーのリースをくれる。
彼女の手作りドライフラワーリース!
しかも、花は彼女の自宅で咲いたもの。
そのセンスがとーっても素敵で、
「花屋より素敵!」といつも大喜びで飾っているのだけれど
花屋に就職できるわ!というレベルのセンスだと
花屋で改めてわかった。

生花を買う気満々で花屋に行ったけれど、
思ったより生花の種類が少ないので、どうしようかと花屋を
ぐるりと見て回っていると、
花子が「ブリザードフラワーは?」と提案してきた。
リザードフラワー、枯れない花。
美しい瞬間をそのままで完璧なアレンジメント。
好きな人は好きだと知っているけれど…
同じアレンジメントで飾り続けることができるブリザードフラワーは
飽きるし、やっぱりあまり美しくない。
その上、枯れないので捨てるタイミングが難しい。

結局、花屋で自宅用に花束を作ってもらい、
大きな花瓶にそのまま生けてみたけれど、
やっぱりこの紫の花は私の好みではないのよね~と
紫の花とグリーン(葉もの)は和の花瓶に生け、玄関に。
窮屈そうなガーベラも数本かすみ草と別の花瓶に生け…
「あっ、ちょっと切りすぎた!」と、やらかしてしまったけれど
それもご愛嬌。
こういうことは、完璧にアレンジされているブリザードフラワーでは
できないこと。
ちょっと足りない、
なにがおかしかったかしら?
切りすぎた!
今度はこういう花を買おう、と考えたりするのも楽しい。

やっぱり生花の種類がある花屋がいいわ~と私は思うけれど、
夫はフラワーアレンジメントや花屋のテイストを見て、
「流行を取り入れた花屋だね~」と言っていた。
小5の花子は「食虫植物を全く置いてないって、どういうこと!?」と
憤慨していたけれど、200円の多肉植物を買っていた。
小1と小3の息子たちは、「おひとつ、どうぞ」と飴ちゃんをいただき、
「いい花屋だ~」と喜んでいた。
家族それぞれに花屋を見るポイントは違うのだと改めて思った。