ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

質問に答える

アメリカで日本語の先生をしているパルから、
授業の一環でそれぞれの国について学んでいるから協力してほしい、
という手紙をもらったのは数日前。

日本でインタビュー?
あなたの生徒たちが私に直接?と各種、わからず
彼女に詳細を教えて~とメールで返信した。
その返事によると、Eメールでいくつかの質問に答えてほしいだけで
直接生徒たちがあなたに連絡をとることはない、ということだった。
なんだかとてもハードルが下がって、ほっ。

彼女の勤務先の学校は中国語クラスやスペイン語クラスもあるようで、
それぞれの外国語クラスが、その国の言葉を使う地域の人に取材する、
というプロジェクト。
例えば、こんな感じよ~と彼女が送ってくれたのは
スペイン語クラスの人たちがペルーの人にインタビューしたもの。
「おじいさんと両親と住んでいる」「家は広くて余裕がある」
というような一般的な話から、
PAのようなセキュリティシステムがある」と。
PAって、なんぞや?と調べてみたけれど、結局わからず。

ほかにもキューバの人にも取材していて、
「家は政府から貸与されているもの」という文章と写真があり、
その写真の家は結構、きれい!
へぇ~!!本当に共産主義なんだ!と改めて気づかされたり。

各言語クラスの人が取材する、ということで
私には日本語クラスから日本語で質問状は来るのだろう、
と勝手に思っていたら、ぜ~んぶ英語だった。

If it is too much English for you, we can try in Japanese!
(もし、英語がむずかしすぎだったら、日本語にもやってみるわ!)
という文章が書かれていたけれど…
日本語クラスでしょ?
質問を日本語で書くところから日本語の勉強じゃないのか!?と
日本から突っ込んだのは秘密。

質問は例えば、居住地はrural,urban or suburbanのどれ?といったものから。
農村部、都市部、郊外、と日本語に訳すんだろうけれど、
suburbanって初めて見たわ!
urbanは我が家から車で40分ほどの田んぼばかりの中にあるアパートが
アーバン〇〇っていう名前で立派な看板があり、
「どこがアーバン(都市部)やねん!!」と、いつも突っ込んでしまうので
忘れられない英単語。

そのほかの質問事項は、
「あなたの国や文化において必要な家電は?」
「特筆すべき気候は?」
「家庭で大事にしているものは?」など。

多分…日本でみんな持っているのは「炊飯器」。
我が家は圧力鍋で炊飯してますが。
郊外に住んでいるから車は必須の地域。

特筆すべき気候…台風はあまり直撃せず、寒すぎず、暖かすぎず、
地震は日本にいれば、どこにでもあるし…なんて書いていて
手が止まる。
「家庭で大事にしているもの?」
ほかの国の人々はといえば、「夕飯はそろって食べる」とか
「一緒にピクニックに行く」なんて書いている。
うーん…と、かなり悩んで、「週末には家族一緒に出掛ける」とか
日帰り温泉一家でよく行く」なんてことを書いた。
ほかにも「最近の日本の小学生は一人1台DSを持っていて赤外線通信をやっている」とか
「日本の小学生は徒歩通学が基本で、中学生は自転車通学が多い」といった
日本ならではのプチ情報も。

”日本の標準家庭”としては適切ではないかもしれない我が家、
(子ども3人っていうところで標準家庭ではないわよ!とはパルにも伝えた)
「へぇ~」とちょっとでも面白く思うところがあればいいけれど。
キューバとペルーの人たちの紹介文、
日本の私にはかなり新鮮に読めたので、
日本の私の文章も新鮮に思ってくれるかな?

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