ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ピアノレッスンの付き添い

こどもたちのピアノに付き添っている、
と言うと、「えぇ?!」と驚かれる。
こどもたちのピアノの先生のところでも付き添うのは
生徒の年齢が上がってきて少数派になってきた気がする。
「すごいわね~。私なら寝てしまいそう」と先日も
知り合いのママさんに言われてしまったけれど、
我が家の子どもたち、幸か不幸か安心して眠れるレベルでは
なかなか弾きません…。

練習で何度も間違える部分は気を付けて先生の前で弾こう、
と末っ子の次郎に言ったのに、
やっぱり練習と同じところで間違えて、
先生が「新婚さん いらっしゃい」の三枝よろしく
椅子からずっこけていた。

太郎は発表会で弾く予定の曲のリズムがうまくとれず、
「・・・どこかに鶏がいる?コケ コケ コケコッコーって
鶏のリズムになってるわ!」と言われていた。
鶏か!うまいことを言うわ~と感心。
リズムの取り方を再度指導され、私も一緒に覚えて
練習のときにしようと思った。

そして、現在、大曲(花子の中で!)に挑戦中の花子、
右手と左手がクロスする部分があるのだけれど、
腕をクロスして弾くと「腰が痛くなる…」と先生に言っていて、
「そんなこと言ったのは花子ちゃんだけですけれど。」と
先生に呆れられる。
「これ、左手部分を右手で弾いたらクロスしないし、
腰痛くならないし、簡単なのだけれど…」と
練習中もずーっと作曲家に文句言っていた。

クロス部分も腕だけで弾けばいいのに、体全体を動かす花子、
「どう見ても心肺蘇生中にしか見えないけれど…」と
先生に言われる。
おかしい、優雅なピアノ曲を弾いてるはずなのに…。
「はい、そろそろAED準備して!」と腕がクロスする部分が近づくと
先生に言われる始末。

「この美しい曲を弾いて、心肺蘇生に見えたのは花子ちゃんが
初めてですからね!」と言われ、
「なんでも初めてとか一番っていうのは、すごいことなのよ!」と
花子が先生に言い、
「そういう前向きさ、大好きですよ~!」と言われていた。
こんな楽しいレッスンを私に見逃せと?!