ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

思春期の女のこたち

思春期に突入した小5の娘の周囲、
すでにメイクをしている子もいれば、
イヤリングをつけて遊びに行く子もいる。
自分の外見が気になるお年頃なのね~で終わればいいのだけれど
周囲の外見にも口を出す。
花子は「学校へ来るときのヘアスタイルは毎日変えないと!」
「もっと痩せたらかわいい服が着れるわよ。」
「花子ちゃんはモデルにはなれないわね。」等々…
言われるらしい。

女子あるあるらしいけれど、「私、そんなこと言われたことない」と
小学校からの友人に愚痴り、
「そりゃそうでしょ。メイに言うわけないじゃん。」と
いわれる。
私が他人からとやかく言われないほど
外見を気にしていた、というわけではなく、
何か言われた時にはその10倍は言い返しただろう、ということらしい。
どうやら、敵は相手を選ぶらしい。
そして、花子は言われるタイプなのか。

しかし、体形や外見への発言は花子を含め思春期の少女への
影響が大きく、もっと発言に気を遣うようにするべきだと思う、
なんていうことをママ友に話したら、
「外見に気を遣う年齢でしょ?気を遣わないのも変。」と
異口同音に言われ、もやもやのみ残った。

そうなの?どう思う?とペンシルバニアのパルにメールした。
彼女は娘が二人いて末っ子は大学生。

I can understand your concern about Hanako worrying about
her weight.
(花子が体重を気にすることを心配するあなたの気持ちはわかるわ)

彼女の娘ちゃん、同じく11歳のとき、鏡を見続けることがあり、
「どうしたの?」と聞いたら、
「学校で、クラスメートに髪と眼の色が変って言われたの。」と。
そのクラスメート、”freak of nature"(異常現象)と形容したらしい。
10年ほど前の話ですが、手紙を読んで私も瞬間湯沸かし器になってしまった。
体重の問題は軽くとらえるべきではない、
娘のクラスメート数人が拒食症(anorexic)にもなった。
女の子たちはグループの中であおられていきやすい、と。
彼女の娘たちが”太りすぎ””外見がかわいくない”と思い始めたのは
クラスメートからのたった一言で、
その一言に支配された頭の中からその言葉を追い出すのに何年かかったか!と
彼女は書いていた。

I am seeing my experiences as a parent through
you all over again.
(私が親として経験していることをあなたは繰り返しているのね)と
しみじみ書かれていた。

そんな彼女のメールの最後、
「大谷について詳しい記事を英語に翻訳して送って!ってあなたに
頼むつもりだったのに、彼がニューヨーク・ヤンキースにこないなんて!」
と野球の話題。
えっ?大谷選手の移籍先がもう決まったの?と
彼女のメールで調べた。(エンゼルスのもよう)

 

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