ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ポスクロを辞めていくパルたち

海外文通を始めてからポスクロを知り、
ポスクロを続けてきた。
郵便事故に遭って登録されないままの絵葉書はすでに200通を
優に超えたと思う。
それでも、ポスクロを通してできた文通相手も
どんどん増えてきた。

ダウントンアビーで盛り上がるヴァージニア州のパルも
いまはwhatsappでの会話が増えたオランダのパルも
香港のえいちゃんもタイのパルも
みんな最初はポスクロだった。
そして、スイスのパルも最初はポスクロ。

でも、スイスのパルから2017年の最後にきた手紙には
「ポスクロやめようと思うの。」と書かれていた。

ポスクロで知り合ったパルたち、たくさんいるけれど
まだポスクロを続けている人は実はあんまりいない。
みんな途中で「疲れちゃったわ…」と辞めていく。
見知らぬ人に送る切手代や絵葉書代が高すぎる、と。
そう思うほど絵葉書を送ってきて、
悲しくなるほど郵便事故や登録されないことが多くて
メッセージもなく登録されたりすると
なんだかいやになってくるでしょ?と私も何度も聞かれた。

あぁ~、わかるわ~と言いたいところだけれど、
あまりポスクロのそういうところはイヤになってない。
たまーに200日ほど経過してから
「世界一周旅行から帰ってきたところさ!」
なんてメッセージとともにカードが登録されると、
私のカードはすごいところまで行ったのね~と感心する。
日本の私が出会うことがなかっただろう人に辿り着いたのね~と
その人たちの人生の片鱗ほどでもない、
たった一瞬に触れられた気がして、とてもうれしい。

ポスクロをやめていくパルたちと私の差は
きっとモチベーションも大きいのだろうと思う。
もちろん、モチベーションが高いのは彼女たち。
私はなんだか惰性のようにずるずると続けているだけで、
たまにとても気の合う人に会って、文通相手となる。
いまの私、5年目で3500通ほど送っていた。。。
絵葉書代も切手代も計算するのはやめておこう。
そして、ポスクロ経由の文通相手は10人未満のことを考えると
文通相手探しとしてはポスクロはおすすめできない。

でも、ちょっとした立ち話程度のふれあいが好きな人には
ポスクロは心地よい距離だと思う。
その人の人生や考え方、好きなものをちょこっと知る。
それもきっと会うこともなかっただろう国の人。
ポスクロの絵葉書でちょっと覗く別の世界、
私は結構、気に入っているかも。

 

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