ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

バッハ

こどもたちのピアノバブル、依然続いている。
去年一年分の練習量をすでに今年は超えた気がする。
発表会後、猛烈に練習し、どんどんと合格していた次郎も
今は少し落ち着いた。
次郎はどうやら、あと数曲でピアノの教本が終わる=ピアノ卒業!!と
思っていたらしい。
「なに言ってんの?」と兄と姉に言われて気づいたらしい。
次郎の弾いている教本の次に兄の太郎が弾いている教本があり、
その上に姉の花子が弾いている教本がある。
ソナチネからソナタといけば、それこそ無数にピアノの曲はあり、
その無数さはお母さんでも知らない曲がいっぱい!!となり、
しばし茫然自失になっていた。
ということで、「もう急がない!!」と決めたらしい。
それでも、ペースはちょっと早めで、
「とにかく次郎くんの読譜力がすごい」とピアノの先生に褒められ、
「次郎くんならバッハとか弾けるよ!」と。

バッハ…ですか。
バッハのイメージはパイプオルガン、ト短調、神を讃える…
あと無機質なんですけれど、と先生に意味を聞くと、
「バッハはとにかく読譜力!」らしい。
私が無機質と感じるようにバッハは感情を込めない曲が多く、
その後にモーツアルトなどのロマン派(情緒的)へと続く、
というような話だったハズ。
そういえば、発表会でバッハって、メヌエット以外聴かないなぁ~と
思ったら、バッハは戻れない、アリ地獄に落ちる!!から
発表会などで敬遠されるらしい。
あと、素人が聴くと簡単そうなのに、弾こうとすると弾けない!
それがバッハ…この楽譜、どうなってんだ?!と私も思った。

バッハか…曲も全然、知らないわ、といろいろとyoutube
ラジオで聴いていた時に「これ、バッハ?!」と
娘の花子と驚いた人がいる。
フランス人のピアニスト。David Fray.
バッハなのにキラキラ。
キラキラ=モーツアルトのイメージの私と花子、
「これ、バッハ?モーツアルトではなくて?!」とびっくりしてしまった。

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先生が次郎にはバッハというときのバッハはこんなキラキラな
イメージではなく無機質に弾くイメージからだろうと思いつつ…。

いろいろと見ていたときに面白かったのがピアノでコメディの
Victor Borge.
残念ながらすでに鬼籍に入られていたけれど、
ご存命ならコンサートに家族で行きたかったなぁ。

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