ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

6年間


小学校6年間、長かったような短かったような。
いやいや、よく頑張ったな、私…と気分はもう小学校卒業。
それというのも花子、この夏休みでかなりスタディサプリが進み、
多分、あと2か月もしない内に6年生の算数の単元を制覇できそう。

「4年から急に難しくなるわよ!」とか
「5年になったら急にできる子とできない子に分かれるわよ!」とか
「6年になったらほとんど塾に行かせるわよ!」とママさんたちに脅されつつ、
花子は主に私と家庭学習でここまできた。
5年の半ばから予習がしんどくなってきてスタディサプリを活用し始めた。
予習がしんどいといっても、下の二人の相手に手を取られて
花子の勉強に付き合えないから、一人で予習できるなにかを…と
スタディサプリ(月額980円!)。
有名塾講師が動画で教えてくれる、というもの。
これが花子にはすこぶる合っていて、おもしろい(おもしろそうな)単元は
勝手に応用(私立中学受験)コースをしたりしていた。

スタディサプリはどんどん進めていけるので、どんどん進むのはいいけれど
演習できてないのでは?と心配になり、市販の問題集も1冊購入。
髪の毛をドライヤーで乾かす間のみ!!という条件下でやっているだけ。
たまに「いつもより多めに乾かしてます~」というときや
ドライヤーを持つ手が止まり、
「違うじゃん!!」と花子に突っ込んでしまったりするのはご愛敬。

そして、8月からは塾情報に踊らされた私、
「毎月払いにして、すぐにやめれるようにするから!」と夫を説得し、
Z会も始めた。
私立難関中学の算数の問題を「面白い」と話す花子に
ちょっと難しい問題を解いてほしくて。
これもかなりマッチしたようで、「Z会、楽しい!!」と算数を気に入っている。
理科や社会は授業で習ってないレベルまで出ているようで、
「理科は新しいことだらけで楽しい」らしいけれど、
「社会は習ってなさ過ぎて面白くない」と。
つまり、どっちも学校以上の内容がZ会にはでているけれど
花子の気持ちが正反対と。
理系の花子…暗記科目の社会は嫌いなもよう。

Z会は良問」っていう意味がわかったわ~としみじみ夫に語ってしまうほど
Z会の問題がよかった。
難関私立中学のようにひねってひねって、塾で特殊なやり方を学んだ人しか
わかるまい!といった問題ではなく、
教科書レベルよりは上だけれど、基礎がわかっていればできるんじゃない?と
いうようなレベルで、ただし、よくある問題集と質問の仕方が違う。
国語の長文読解の長文もかなり長く、しかも良い文章で読みごたえがある。
ついつい続きが読みたくなって、本のタイトルをメモしたり…。
いままで家庭学習では、これが進んでいるのか進んでいないのかわからない、
といつも思っていたけれど、Z会を見る限り、花子のほうが進んでいるので
このペースでいけばいいのね、とペースメーカーができた気分。
ただし、Z会、予習には向いてないと思う。
これは塾併用の子か教科書かなにかで予習してからでないときびしいのでは?と
あっさりすぎる要点を読むと思う。
花子はスタディサプリで予習済みなので、問題なく解けている。

小学校6年間、学習面ではほぼつまづくことなくきた花子。
算数が苦手だった私が花子には算数に苦手意識を持ってほしくない!と
やってきたけれど、なんてことない、私より花子のほうが算数のセンスがあった。
理系の夫似でした…。
小学校6年間を通して、強く思ったのは
昔の人は正しかった!
「読み書きそろばん」の徹底が重要。
公立中学進学予定の我が家では特に、漢字を読めて書けること、
計算が早くできることを重視した。
「国語が大事よ!」と言う人が多く、算数も国語の問題で文章題が
解けない、読めてない子がいる、という話も聞くけれど、
(確かにそういう子はいるし、太郎もそうですとも…)
「算数でつまづかないこと」のほうが重要だと思う。
小学校の科目で、算数のみ積み上げ方式の科目。
1つの単元でわからなかったら、学年が上がって、その応用がでるとまたわからず…
となっていくし、そういうこどもたちが本当に多い。
我が家は家庭学習でもうちょっといきたい。