ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

苔、こけ、コケ

A rolling ston gathers no moss.
(転がる石に苔むさず)

という英語のことわざがある。
日本の同じことわざとしては、「石の上にも三年」。

このことわざはイギリスとアメリカで意味が違うことでも
有名で、イギリスでは日本と同じような意味になる。
「ころころと変わるような人は信用できない」と。
それがアメリカでは逆に
「積極的に動く人に悪いものはつかない」となるらしい。

私はアメリカ流解釈で…。

そんなことを思ったのは、ちょっと図書ボランティア限界…と
思うようになってきたから。
花子も小学校を卒業するし、ここらで図書ボランティアも
卒業させてもらおうかと。

四捨五入して3年…。
図書ボランティアをやめようと思う、と話すと
みんながそれぞれに私の気持ちを代弁してくれた。
「あんなに雑用ばかりだったらね…」
「本の扱いが雑な図書室だものね。」等々…。

あるママさんが言った。
「ボランティアって、自己満足だけれど、
得るものがあるから続けられるんだよね。
あの図書ボランティアには得るものがなかったんだよ。」と。

得たもの…ストレス?
特に職員室へ行くのがもう憂鬱で…という話を
ほかの図書ボランティアさんに言って、「激しく同意!!」と
言われた。
公立小学校で、田舎だからというものもあるのかもしれないけれど、
すーーーっごい閉鎖的なことを感じるばかりで、
「ボランティアをやったおかげで学校のことがよくわかった!」
なんていうような良いことは特になく、
正直、学校と距離をとりたい…と思ってボランティアを辞めたくなった。
学校の先生たちの言動のあれこれを現役や元教員ママたちに愚痴り、
「ふつうは~だけれど、あそこはね…」とか
「大体、~ってするんだけれど、あそこは…」とか、
「基本的には~なはずなのに、あそこは~」とか…
すごくない?とドヤ顔でそれをママ友に自慢して絶句される。
ひどすぎてもうジョークの世界で、逆に笑えるよ!と
私がアメリカのパルに話すと、
ジョークの世界って、どこにでも現実としてあるのね」といわれた。
アメリカの大統領のことを忘れていたわ…。 

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