ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

連弾にため息

"Oh dear! That doesn't sound promising."
(あら、ま!それって、見込みなさそうじゃん。)
と、ロンドンのパルに言われちゃった。。。

話題は、ピアノですよ、ピアノ…。
はぁ…とため息つきながら語ってしまう。
友人にも「ちょっと聞いて」と電話で語ろうと電話して、
「声が暗っ!怖っ!」と言われるほど、
テンションだだ下がり中。

「花子ちゃん、発表会で連弾もしてね!」と
ピアノの先生に言われた。
連弾ですか…その件に関しましては、
重ねて辞退申し上げたく…というより、
すでに重ねて辞退申し上げましたが…
やっぱり決定事項なんですか?と考えるとため息しかでない。

連弾の難しさをわからず、とりあえず挑戦してみたのは二年前。
そしてわかったことがある。
連弾がうまい子、合わせるのがうまい子、
というのがまず第一にいる。
我が家の花子のように、他人の音なんて聴いてません~!
私は我が道を行くわ~の人は伴奏も連弾も全くもって向いてない。
一年目はそれを思い知って終わった。
そして二年目、連弾相手の音を聞く、ということができるようになり
相手に合わせることもかなりうまくなった花子。
(前年比で、他者と比べて、というわけではない)
本番では、緊張した連弾相手が猛スピードで駆け抜けた…。
緊張の度合いが同じ相手っていうのも連弾成功の秘訣として大きいのかも。
花子は「緊張、それって、おいしいの?」というレベル。
相手の子はすごく緊張していた…。

しかし、こういうのも含めて結局は花子の演奏レベルの問題で、
ソロがうまいこは連弾もうまいのだろうと思っていた。
某コンクール金賞のこと音大志望のこの連弾を聴いたことがある。
ソロでも聴いたし、連弾も聴いた。
ソロはもう「ほぉ…」となって、うっとり…でしたが、
連弾曲はお互いの音があっていなくて、かなり苦しかった、と
ど素人の私が気付くレベルだった。
そうか、連弾はやっぱりうまい人でも難しいのか。

きっと彼女ら、合わせて練習した回数が少ないのだと思う。
(家が遠いことを知っているので、勝手に推測)
合わせる回数を増やせば増やすほど、やっぱりきっちり合うようにはなる。
ただ、お互いの習い事や親の仕事や都合や家の距離や…
いろいろと調整をするのが本当に大変。
そうやって、必死に練習する機会を設けた割にはうまくいかない…
という経験を2度ほどして、悟った。
連弾で達成感を感じることはほぼ無し!徒労感だけは目いっぱいある。
やってられるか~!!と親の私がなってしまった。

あ~んなに練習して、
あんなに二人で連弾する練習の機会も作り(月2回が限界だったけれど)
と親の私が練習をセッティングした割には完成度が低く、
「合ってない気がする」とか
「違うペアで連弾したら?」と発表会を聴いたほかのママから言われ…
もうぐったり…なんですが、今年もします?
どう思う?と聞いたら、ロンドンのパルに冒頭の言葉を言われたわけです。

"Oh dear! That doesn't sound promising."
(あら、ま!それって、見込みなさそうじゃん。)

激しく同意…。
とりあえず、ピアノを弾ければ満足!となっている花子、
「私、先生に言ってみる!」というので、何を言うのかと思ったら
”連弾より、一人でもう一曲弾きたい!”と言うらしい。
もう好きにして…の心境。

 

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