ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

言語と性格

先日、仲良しのママさんに言われた。
「英語ができる人って、日本語の言い方がきつい。」と私ではない人を根拠に。
いやいや、そんなことないでしょ~と反論したものの、
彼女の知り合いの英会話講師、高校の英語の先生、それに私…まで入れられ、
「英語は自己主張が多いから、言い方がきつくなるんちゃう?」と
彼女は思ったらしい。

英語では自己主張が大切…とはよく聞くけれど、
海外のパルたちと英語でメールや会話、文通をしていて、
「この人、きついわ~」という人や言い方、滅多にない。
みんな英語でもオブラートに包んで会話をしている。
「まぁ、そういう感じのやつね」みたいな言い方とか
「~したらどうかしら?」という提案はあっても、
「~するべきよ!それは間違っているわ!」なんてことは
あまり言われない、言わない。

でも、自分の意見をきちんと言うことの価値は日本とは
比べものにならない気がする。
正直、どっちでもいいわ、というような内容のときは、
「私もあなたと同じ」とつい適当に答えてしまったりすると
「友達だからって、いつも私に賛成意見ばかり言う必要はないのよ」とか
「あなたにもあなたの意見があるでしょ。なんで賛成?」と
さらに突っ込まれたり…。
そういう人には「私はコレについては譲れないものがあるけれど、
そこは本当にどっちでもよくて、状況によるわ。」
といった回答をしてしまうことも多いかもしれない。
あら、なんだかとても落ち着いた人に聞こえるけれど、
私の場合は私が英語を使うときに参考にしている英語圏のパルたちが
40代~50代の人が多いということも大きい気がする。

なんてことを夫に話したら、「関係ないやろ」と一刀両断されてしまった。
性格は変わらない、英語を話すようになったから、とかいうことではなく
英語を話す前から、
きっと子どものころからこういう性格だっただけやで、と。
身も蓋もない言い方…。

確かに人間の性格は言語を学んだだけでは変わらないだろうなぁと思ったり。
スペイン語習ってみんなが陽気な性格になったりもしないように
英語を学んだからといって日本語もきつくなったりしない。
当然といえば当然か。

お父さんから見て、お母さんはどんな性格?と子どもに聞かれた夫、
「こんなロックな人、見たことない!」と言っていた…。
ほめた?
それ、褒めてるつもり?褒めるのが苦手なのか?
「ロックって、どういう意味?」と、こどもたちに聞かれ、
「万年反抗期!ってこと」と言っていた。。。
グレてやる…。
花子には「お母さんが白髪染めしているから、不良ってこと?」と言われる始末。
そんなこと言いだしたら、巷に不良は溢れてますけれど!

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