ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

tripと古い言葉

インディアナ州のパルと久しぶりにメールの往復を楽しんだ。
我が家の息子は現在、インフルエンザA型で、クラスの半数以上が発症中。
月曜日は学級閉鎖しているかも。
インディアナ州のパルの娘さんもいまは肺炎になっていて
自宅療養中のようだけれど、抗生剤が効かないようで、
しんどそうにしているらしい。
そんな娘ちゃん、去年から書店で働き始めたらしい。

She came home the first day smiling and said it is definitely the job
for her and that she is finally with 'her people' lol!
(彼女は出勤初日に帰宅して笑顔で、
私のためのような仕事だわ、
それについに”同じ人たち”に会えた!と言ったのよ、笑)

インディアナのパルの娘ちゃんも本好きで、近くに本が好きな人がいない、
とさみしがっていたけれど、ついに、ついに出会えたらしい。
おめでとう~!!というような娘ちゃんの近況報告を教えてもらったり、
息子君のクリスマスプレゼント、昆虫を見せてもらったり…。

インディアナ州のパルと家族の話をしていて、妹の話になった。
近況報告をしたところ、
”Man oh man,she is a tirp!" と返信があった。
Man oh man, 「うわぁ…」とか「あらあら」みたいな感じだけれど、
次のShe is a trip!のtripが「旅」を意味することではないのはわかる。
辞書で調べると”つまづく”とか”薬でハイになる”なんていう意味もあり、
・・・どういうこと?と別のアメリカのパルに聞いてみた。

In the 1970's in America, some drugs were very popular.
Those drugs were so strong,
that the feeling was like traveling somewhere.
(1970年代のアメリカでドラッグが流行ってて、
そういうドラッグはとても強かったのよ、
それはまるでどこかに旅行していたみたいにハイになった)

というところから、tripという表現が”ハイになっている”という意味で
使われるようになったらしい。
まぁ、ハイになっている、という意味よりも
「ぶっ飛んでいるね!」という良くも悪くも「すごいわね…」
というニュアンスで言われたんだろうなぁ、と納得。

こんな言い方をイギリスでもする?とロンドンのパルに聞くと、
私なら、”She sounds like hard work."って言うわね、と。
そして、tripの話をアメリカ人の夫君に聞いたら、
彼は「昔の人の言い方だよ。」と言ったらしい。
確かインディアナのパルは四捨五入して50で、
ロンドンのパルのアメリカ人の夫君は四捨五入して40いかないくらい?
そうか、年齢がでるのね~、単語に。

そういえば、前も「メイさんは、本当に年上の人とよく話しているんですね。」と
しみじみとアメリカ人のメル友に英語で話していたら言われた。
はい?と聞き返すと、「久しぶりにそんな言い方を聞いたよ。」と。
すごくしみじみ言われたんだけれど、一体、どの単語のどの言い回しで
彼はそんなことを思ったのかしら?とロンドンのパルに話した。
「確かに、メイが年上とよく話しているんだなぁというのを私も感じる」と
ロンドンのパルにもいわれた。
「でも、年上の人と丁寧な話し方をしているのがわかるだけで、
失礼な言い方になっているわけではないから、気にしないでいい」と。
一体、私の英語はどうなっているのかしら…。
とりあえず、みなさま、ごきげんよう、ということで。

 

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