今年も来るべき家庭訪問に向けて、
そろそろ掃除しなければいけない。
まずは、物を減らして整理を…となったときに
私が一番に目を向けるものは”夫のもの”で、
夫に「俺のものを目の敵にしている！」と、よく言われるけれど
捨てやすいので…。ダメな断捨離代表例。
今回は夫に逆襲された。
「本の整理が一番最初でしょ？」と。
本…我が家にはアップライトピアノより大きいのでは？と
いわれるほどの圧迫感を誇る本棚があって、
最後に数えたときは300冊。
300以上は数えるのが面倒くさくなってやめた。
とりあえず、こどもの本だけで300冊以上ある本棚。
その上に本が2列になって、その上に積み上げられて…
明らかに収納能力の限界を超えて、極限に挑戦させられている、
という我が家の本棚。
本を捨てることは苦手で次々と買った結果です…。
そもそも2度読みは我が家では滅多にせず、
ほとんど1回読むだけ。
それなのになぜ捨てられないか。
年齢差のあるこどもたちがいるから！に尽きる。
12歳の花子が読み、数年後には10歳の太郎、その数年後に8歳の次郎。
1冊の本が3人に読まれるまで3～4年かかる。
（小学生は低学年と高学年では読めない漢字の差が大きいため）
それでも、そろそろ本の整理をしなければと今日やってみた。
まずは、12歳の花子が読んだ本、読んでない本に分ける。
私が勝手に本を買って本棚に入れていることもあるため
読んでいない本が6冊ほどあった。
それ以外を今度は10歳の太郎に読んだ本と読んでない本で仕分け。
意外なことに太郎が伝記や歴史漫画が好きで、
かなりの本を読んでいた。
花子はハマったミステリーものや源氏物語を
「僕の趣味ではない」と断られたり、
「同じ本が図書室にあって読んだ」と言われた本が多数…。
『エジソン』と『アンネ・フランク』が読みたい、と
伝記漫画のリクエストを受ける。
そして、花子も太郎も読み、8歳の次郎でも読めそうな本の中から
次郎の読んだ本、読んでない本を仕分けしたところ
次郎の未読本はイオンのマイカゴいっぱいになった。
上の二人とは違い、次郎は同じ本を繰り返し読むことが多い。
いまは『しくじり動物』。
その結果、本を読んでないことはないけれど、
多くの本を読んではいなかったという事実を今日知った。
そして、次郎も読み終わり、
家に10冊以上あった花子から読み続けた探偵団シリーズに
引退していただくことにし、漫画は衣装ケースに入れ…
（宇宙兄弟、ちはやふる、とりかえばや、動物のお医者さん、
四月は君の嘘、のだめ等）
あら、不思議！本棚がかなりすっきり～！
子どもたちに「積読本禁止！読んでない本を先に読んで。」と
言ったら、じーっと私の本棚を見られた。
10冊ほど積読本が…。
醤油やサラダオイルのストックはなくても全く不安にならないけれど
本のストックはないと不安になる。
