ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

始まった中学校生活

気づいていなかったけれど、「花子の中学校生活がとても不安!」と
海外のパルたちにすごく愚痴っていたらしい。
最近、来る手紙にはどれも「花子の中学校生活はどう?楽しめている?」
と書かれている。
厳しい校則や反強制のボランティア活動について語っていたらしい。

膝のさらの下までのスカート丈が花子の中学校の校則で、
「…平成のスケバン?それとも私が大きいサイズ買いすぎ?」と
高校時代はミニが流行っていた私にはすごく違和感があったり、
その上に白いハイソックスを履くので、足の皮膚は一切、見えない。
これ、なんていう宗教なんだろう…と入学式で全く肌の露出がない
女子中学生たちを見て思ったり。

肌着は黒を着ていたら、「肌着は白」と先生から通告があったらしく、
グレーの肌着を着ていた子のママと
「白って…黒やグレーで何がダメなの?」と言い合った。
白かどうかチェックどうやってするの?
先生がしたら、それはセクハラでしょ?
っていうより、肌着の色まで言うのはセクハラ!と思うけれど、
風紀委員なるものがいて、肌着の色をチェックするらしい。
「肌着は白ときっちりするなら、シャツだけではなく、
パンツの色までチェックしないとダメよね。」と花子に言うと、
「それはやりすぎ」と返ってきた。
キャミソールの色を指定するのは問題なくて、
パンツの色指定は不可?どっちも肌着でアウトのような。

というような校則や中学校生活への多少の疑問や憤懣が
私自身にはあるけれど、花子は意外にとても楽しんでいる。
なんていったって、
「先生たちのキャラが濃くて理系の先生が多い」と
先生たちの存在が大きい。

ほぼ半数ともいえる先生が今年度異動してきた先生で
平均年齢30代前半。新卒の先生3,4人はいる。
去年はとにかく先生のノート指定が細かくて店を回ったりと
ノートを買いに走り回った話を先輩ママさんたちから聞いたので
今年度も「ノートの準備がいるから金曜に教えてくれたら
週末買いに行けるのにな」と思っていたほど。
しかし、蓋を開けるとノート指定はほぼなく、
「ノートでもルーズリーフでもなんでもいいよ。
あっ、小学校で使っていた連絡帳をノートにするのはやめて。」程度。
なんでもいいって言われたノートに連絡帳を使った強者がいたのか…。
英語はまだ始まったばかりなので4線ノート指定だったけれど
行数の指定もなかった。

最近は毎日、理科と数学の先生の話ばかりで、
「理科の先生が、理科室に幽霊がいるって言ったんだけれど、
理系として、観察したの?って思ったわ。
どういう状況で現れたのかを理系ならまず調べないと。」と言っていた。
観察するときに、状況をメモし、
誰かが同じ実験を再現できるようにメモすることが必要、と
Z会に実験のやり方についてのところに書いてあったらしい。
「へぇ~」と私はすでに生徒役。
だから再現できなかった例の実験は問題になったのか…等、気づいたり。

学校で配布された年間行事予定表、定期テスト蛍光ペン
花子により色付けしてあった。
「学習計画を立てて!」と私に丸投げでしたが。
実は新入生テストで数学が学年2位だった花子、
かなり悔しかったらしい。
学年2位(しかも僅差!)なのに、あまりにも花子が悔しがるので、つい
「2位はダメなの?」と聞いてしまった。

そうしたら「1位以外に意味はない」と言われて、びっくり。
そういう闘争心があったのか~と花子の意外な一面を見た。
3位まではプラスマイナス5点差内という接戦だったらしい新入生テストの数学、
これからは高見の見物といきたいところだけれど、
気づいたら伴走させられている。