ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

三者面談

花子の中学校で、もうすぐ三者面談がある。
初の三者面談。
「いろいろ言いたいことがあっても、三者(親、先生、子ども)だと
言いにくいからいやだわ。」と、
保護者からもすこぶる評判のよくない三者面談。
担任からは三者面談の日時をお知らせするプリントとともに
「ざっくばらんにお話ししたい」と書かれていた。
「ざっくばらん…先生、なにを言う気?」と花子は固まっていた。

そんな話をロンドンのパルにしたら、
イギリスでは"Parents Evening"(直訳だと”親の夜”)って
言うわよ~、2,3年に一回あるのよ、と。
花子の中学校ではお昼なので、Parents Afternoonです。
なんだかアフターヌーンパーティーをするみたい。
中学校三年生にもなると進路の話になるだろうと安易に推測できるけれど、
中学校1年生は一体、なにを話すの?とわからない。

わからないので、先輩ママさんたちに聞いてみると、
「中1は話すことも特にないから、学校生活とか。」とのこと。
基本的に、”聞く”姿勢で、質問するような時間はほとんどないわよ、と。
中学校生活や中学校における突っ込んだ質問は
「内申とかも気になるし…」と保護者としてはしにくいらしい。
そんな話をロンドンのパルにした。

Why would you go if you can't ask questions?
(なんで質問できないのに行くの?)
What would be the point?
(目的は何?)

と聞かれた。
私も聞きたい。
その三者面談、先生がレポートを一枚渡してくれたら終わるんじゃない?
三者面談の目的って、なに?と先輩ママさんたちの話を聞き、
疑問に思った。

課題や宿題の提出状況や成績についての先生のコメントなども
三者面談では言われるらしいけれど…、
それ、先生の口から聞かなくても一覧表にして
紙一枚くれたら…(以下同文)と思ったり。

花子の三者面談が終われば、小学生の息子たちの二者面談もあり…
「ストレスたまる…」と、海外のパルや家族、友人に愚痴っている。
「話すのは得意でしょ?」といわれるけれど、
話すのはね。
賛同しかねる、同意しかねる話を延々と黙って聞くのは苦手。
保護者の意見を聞いてうんたら、ではなく上命下達なら
紙切れ一枚で…(以下同文)。
面談の日は花子を見習い、スリープモード設定でいこうかと。