ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

カチンときたひとこと

アメリカのパルから手紙が来た。
前回の手紙は”義母に言われてカチンときたひとこと”。

先々月の義祖母の法事で、”御香料”と書いた香典袋を使ったことを
親戚の前で叱責された。
「メイちゃん!なんてことをやってくれるの!!」と。
いや、そこまで言うほどに表書きが重要?と驚くほどに言われた。
義母は”御供え”という袋がよかったらしい。
「こういうときはね、マナーでね、決まっていてね…」と
教えていただいた。
”お供え”という香典袋のみという指定なら、
教えておいてほしかった。
片道2時間かけて、朝の7時に出発して礼服着ていった我が家。
寺まで30分圏内の義父は黒のジャージの上下、
義母もただの黒い服。
そのほかの親戚も軽装。

服装はどうでもいいから、
香典袋だけはきっちりしてほしかったとは
思い至らず…すいません、と心より深く謝罪。(棒読み)
この話をママ友たちにすると、
「メイ、いびられているの???」と、全員から言われた。
えっ?嫁いびりだったの…?
ある意味、日常で気づかなかった。

そんなことを”軽く”書いたところ、
アメリカのパルは、
「私なんて、義母に子育てをさぼりすぎだって言われたわよ!」と。
日本でもよくやり玉に上がる子育てで揉める鉄板ネタ、
”トイレトレーニング”。Potty training
パルの家ではあまりトイレでおしっこできなかった娘ちゃん、
なかなかトイレトレーニングが進まなかったところ、
義母に「我が家に来たときは、ほぼ100%よ。」と言われたらしい。
「それはそうでしょうよ!義両親宅では、こども一人に大人3人よ!
我が家では、子ども二人に大人一人なんだから!」と
思い出して怒っていた。

義母さんにしたら、「ほら、私は育児経験者だから上手でしょ?」
という思いもあったのだろうとは思うけれど…
新米ママさんにはストレスでしかないのもわかる。

トイレトレーニングは育児上手かどうかの指標になってるの?
と思うほどにトイレトレーニングはどこの国でも重要視される。
早ければ早いほどいい、らしい。
でも、トイレトレーニングのやり方ひとつをとっても
ママさんそれぞれの育児方針が見える気がする。
アメリカのパルは、「その時がくるのを待つ」派で、
大人の都合や時間ではなく、こどもにさせたかった、と。
きっと彼女はこれからもそういう育児をするのだろう。

私はというと、花子は1歳半、私がせっせとトイレトレーニングをした。
育児書を何冊も読んで、ありとあらゆる方法を試した。
太郎は1歳。私はやってません…
次郎は10か月。同じく私はやってない…。
太郎と次郎のトイレトレーニングは花子のトイレに弟二人が付き合い、
気が付くとトイレトレーニング完了。
その後の私の育児方針は”できる限り手抜き”で、
できたら、花子お姉さまにすべてやっていただきたい!というのは
いまもあまり変わっていない気がする。

愚痴もいいけれど、今度は「言われてうれしかった言葉は?」と
アメリカのパルに手紙の中で聞いてみようかと。
最近の私の言われてうれしかった言葉、
一緒に小学校で役員をしたパパさんに
「なんでか、メイさんに言われたら、つい動いてしまう。」と
言われたこと。
恐悦至極でございます。