ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

友情と星


ロンドンのパルは私のパルの中でも
一番の古株になるほど、長い付き合い。
かれこれ7年ほど。
彼女には「夫よりメイと話している時間が長いと思う」
と言わせたこともあるほどにおしゃべりをしてきた。
自慢じゃないけれど、彼女のきつい時期も幸せな時も
共有してきた自負があった。

いつしかhangoutでメッセージを送りあうことが増えたロンドンのパルから
久しぶりに長い手紙が来た。
1通は花子宛ての彼女らしい素敵な芍薬の写真のカード。
(多分、立てば芍薬、座れば牡丹…ということわざを
話したから、このカードを選んだのだろうなぁ、と
その気遣いもロンドンのパルらしい!)
花子のカードにはわかりやすい英語で書かれていた。

I hear you are now learning English.
(英語を習っているって聞いたわ。)
Just like I am learning Japanese.
(私が日本語を習っているようにね。)
Good luck with your studies!
(あなたの勉強がうまくいくように幸運を祈るわ!)
I am sure you will do well!
(あなたならできるわ!)

そして、もう一通は私宛て。
昨日も3日前もhangoutで話した私に手紙?
なにかしら?と思って、読み進めると、
ストレスで体調を崩したという話で始まっていた。
彼女のストレス、聞いていたので知っていたけれど、
まさか病院へかかる程度だったとは。
そして、中程度のうつ病パニック障害、不安症と
診断されたらしい。

問題はその後、親しかった友人たちが無視したり、
彼女のもとを離れていったりしたことで、
より精神的に打ちのめされたこと。
私が悲しかったのは、ロンドンのパルの友人たちが
去っていったことよりもその状況を私が全く知らなかったこと。

「友達として、あなたの状況を知らなかったことに
ショックよ。でも、言ってよ!」と、
すぐにhangoutで送った。
そして付け加えた。
"I will never let you go."
(私はあなたから離れないから!)

ロンドンのパル、以前から女友達に恵まれないとよく言う。
朗らかで面白くて、ユーモアのセンスも教養もあって、
友達ができない?
結構、みんな見る目がないのね~。
私はあなたの面白さを知っているわよ!と今までも何度も
言ってきたけれど、今回も真っ先にそのことを伝えた。

こういうとき、以前、読んだことのある友情の格言を思い出す。
「友達は星と同じ。暗いときにこそ見える。」
暗く沈んだ時、ロンドンのパルが私に手紙を書いてくれた、
そのことは嬉しかった。

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