ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

コンサートへ

今年も夏のクラッシックコンサートにピアノの先生が
出演されるので大阪へ聴きに行ってきた。
前回の教訓から花束は自宅近くのお気に入りの花屋さんで注文した。

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田舎の強みはこれよ!と言いたくなるような、
立派な花束にしてもらえた。

同じ金額なのに2倍の大きさ。
ただ、車で運んだ結果、ちょっとしんなりしてしまった花もあり、
また反省材料ができてしまった。

去年のクラシックコンサートはフルートの変幻自在ぶりに驚いたり、
声楽家の歌声に耳にキンキンしないソプラノだわ~と
うっとりしたりした。
今年はソプラノの声楽家もフルートもなかった。

今年は弾き語りをする声楽家にうっとり。テノールの男性歌手。
我が家の子供たちも「あのおっちゃんの歌がうまかった!」と
今日のベスト3に上げるほど。
某合唱団のコアマイスターでした。
”おっちゃん”言わないように!

去年はオーボエが多かったイメージだったけれど、
今回はバイオリンとヴィオラが大活躍。
「あのヴィオラの女性、上手だったね~」と花子と後で話した。
パンフレットを確認すると、関西フィルハーモニーの
ヴィオラ首席奏者でした…。
そして、バイオリニストが何人かいた中でも、
「やっぱりあのおっちゃんが一番うまい!音が違うわ~」と
バイオリンを全く知らない我が家のこどもたちが言うのも
関西フィルハーモニーのコンサートマスター
すごく伸びやかなバイオリンで、うっとりする音色。

このコンサートのトリはブラームスの管弦六重奏曲だった。
管弦三重奏は聴いたことあるけれど、管弦六重奏は初めて。
しかも”新旧の関西フィルハーモニーメンバー”によるもの。
最初の一音から最後の余韻まで素晴らしかった。
「ブラボー!!」とコンサートで声を掛ける人たちに
「いや、それほどでも…」と思うときもあったけれど、
今こそ「ブラボー!!!」って、叫んでよ!と思うほどに
素晴らしかった。
近くにバイオリンの先生がいたら、絶対に子どもたちに
バイオリンをさせたのになぁ。

二夜連続であるコンサートの1夜だけ鑑賞した我が家。
「来年こそは二夜連続鑑賞を!」とこどもたちが言っていた。
クラシックコンサートにおけるこどもたちのマナー、
私も去年は心配したけれど、去年同様、今年も身を乗り出す勢いで
興味津々で我が家の子どもたちは聴いていた。
ほかにも小学生~幼稚園児らしき子が数人いたけれど、
みんな静かにお行儀よく聴いていたのが印象的だった。
その反面、飴を探すためにカバンをガサゴソする音、
独り言を言う人、カバンのキーホルダーを外そうと
演奏している間に奮闘する人(それ、いまする?!)…などなど、
マナーが悪いのは大人だったり。
音楽に浸りたいのに気になる~!なことはあったけれど、
(同じ理由で映画館も好きではないけれど)
クラシックコンサートを聴きたいと思う人たちがこんなにもいるなんて!と
ほぼ満席の会場にびっくりしたり。
次のクラシックコンサートはまた来年かもしれないけれど、
次こそは二夜連続で聴きたい。