サウスカロライナ州のパルと久しぶりに何度もメールが行き来したのは
”友達”の話。
「ブラジルの私の友達がJair Messias Bolsonaroを称賛するんだけれど!!」と。
Jair Messias Bolsonaro…
あぁ、ジャイール!!って、わかる人は一体、どれくらいいるのだろう。
でも、こういえば思い出す。
ブラジルのトランプ。
現在のブラジル大統領です。
そういえば、フィリピンのトランプって呼ばれている人もいなかったか?
(ロドリゴ・ドゥテルテ大統領)
世界にトランプはどれだけいるんだか…。
極右、人種差別主義、暴言、強引な手法はみんな”トランプ”になる。
サウスカロライナ州のパルは本家トランプを大統領にもつけれど、
ブラジルのトランプも大嫌いなようで、
その肩をもったブラジルのパルに怒り心頭したらしい。
「メイ、どう思う?」と聞かれて、
政治観の違いだから、どうっていわれても…
でも、あなたのあの友達とは早かれ遅かれこうなることは見えていた、
というほどに価値観はいろいろ違ったでしょ?
正反対だから面白くて友達をしているのかと思っていたけれど…と
率直に伝えたら、
「私、こうやって友達がいなくなるのよね。社交性がないのかしら。」と
どこかで聞いたセリフがでてきた。
毎回、思う。
そんなに我慢して、ストレス感じながら合わない人と友達を続けることに
なんの意義があるの?
徳を積んでいるとか?
人間性を成長させているとか?
私は刹那主義でもいいから、
とにかく現世でストレスなく痛みなくおだやかに生きたいんですけれど…。
サウスカロライナ州のパルにも「実は私も友達に疲れてきていたところ。
あなたが疲れるなら、距離を置いたら?
無理して付き合う必要はないのでは?」と返信した。
We have been friends for a while (3 years) so
I keep telling myself she must have good qualities.
(私たちは3年も友達だったから、彼女にも長所があるに違いないと
自分自身に言い聞かせていた。)
Maybe it’s like your friend- we should only be friends on a superficial level.
(多分、あなたの友達と同じで私たちも表面的な友達だったのね。)
Deep down, we have different values.
(内心、私たちは価値観が違ったのね。)
同じ価値観の人と話すのは楽しいし、楽。
別の価値観を持った人と話すと学ぶことも多いし、新しい視点もできる。
でも、”友達になる”って、分かり合うって、むずかしいよね~と
サウスカロライナ州のパルと話したことを夫に話した。
それを聞いた中1の花子の意見、
「友達がいるから大変なのよ。私は友達がいないから楽よ。」
ある意味、目から鱗。
花子、やっぱり友達がいないのか!?
そんな花子が読んでいる本、『友だち幻想』。後で私も読もう。